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2020年02月09日07:46

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「政治家残像」

 最近の日本の政治の凋落ぶりにはうんざりしています。国会議員の多くが勘違いしているのです。あるいはその代議士を選を選んだ国民も同じように勘違いしているのかもしれません。今日も参考文献からご案内いたします。日経夕刊2月7日からの引用です。そこには「追想録」と言う最近亡くなられた方の業績をご紹介する記事が掲載されており、今回は元社会党委員長であった「故石橋政嗣さん」のことがかかれていました。今回も手入力ですので、読みずらいと思いますがご容赦ください。

(引用開始)

 外交・防衛問題の論客だった。1960年の日米安全保障条約の改定の際は、岸伸介首相を追求し、飛鳥田一雄氏らと社会党の「安保5人男」と呼ばれた。独学に近い形で作った大学ノートは30冊に及んだ。80年に発行した著書「非武装中立論」は30万部のベストセラーになった。国際的にも関心を持たれ、英語、ロシア語、ドイツ語などに翻訳された。日本国憲法の絶対平和の理念は人類が生き残る唯一の理念と訴えた。非武装中立を「非現実的」と批判する中曽根康弘首相と予算委員会で論戦を繰り広げた。

 83年に社会党委員長に就任すると「ニュー社会党」路線を推進した。「自衛隊は違憲だが合法」と主張するなど現実政治に舵を切った。86年の衆参同日選の敗北の責任を取り委員長を辞任。90年衆院選には立候補せず政界を引いた。40年近い議員生活を通じて意識したのは「のぼすんな」の一言だった。地元の長崎弁で威張るな、偉くなったと思うな、の意味と言う。住んでいたアパートには風呂がなく、社会党書記長時代末期まで30年間は銭湯に通い続けた。「とにかく真面目。一本気な人だった」。石橋氏の議員時代を知る人の評である。=19年12月9日没 95才

(引用終わり)

 僕は社会党支持者ではありませんでしたが、政治家としては一流だと思っていました。「船頭多くして船山に上る」と言いますが、今日の政治家にはここで言う「のぼせ上がったヒト」が多いのじゃないかと思います。船は「カコ」と呼ばれる漕ぎ手が漕いで初めて前に進むのですが、今の政治家たちは「船頭」になって発破をかけたがる。そのくせちゃんと「日本国憲法」の条文を読みもせずに、「憲法改正反対」と叫ぶ。可笑しいと思うのは「国会=立法府」だと言いながら、法律を作ることが本業なのに、法律を作ることよりも行政府の批判や足を引っ張ることに熱心なことです。

 日本の高度成長期と今とでは随分様変わりした世の中に見えます。政治ばかりでなく、経済や経営、マスコミなども含めて、「株主」とか、「コンサルタント」とか、「諮問委員会」とか、「社外取締役」など、「間接部門」が肥大化して、「扶養家族」が多くなり、おみこしを担ぐ人よりもおみこしに乗っかる人の割合が増えて、生産性が下がり、その分国民の暮らしは厳しくなったように思います。行政においても「役人」が楽をするために、お抱えの「外郭団体」を設立して、そこの予算は会計検査院の監査を受けない「特別会計」にして、国民の目をごまかしています。

 ゴルフでもボーリングでもスケートでもテレビ中継を見ていれば、誰が巧くて誰が下手なのかは素人でもわかります。だからと言って、素人の観客がテレビに映っているプロに勝てるかと言えば全く歯が立ちません。でも、今の時代の政治家やコメンティターや評論家は、プロのプレーヤーを非難しながら飯を食っています。偏差値の低い生徒にも「東大を目指せ!」と言い、スイミングスクールに入れたら「金メダル」を獲れと言う人ばかりです。

 人工知能(AI)の時代が来ると言いますが、「船頭のためのAI」はGDPに貢献しません。「カコのためのAI」を確立してこそ、日本は豊かになり、国民は幸せになれるのです。みなさん!分かってらっしゃいますよね!日本が弱体化したのは、「直接部門」をリストラしたり、非正規雇用にして、部外者の株主やコンサルタントを増やした結果なんですよね。国会でも、議員の不勉強で役人の作るアンチョコを読んでいたけど理解不能。仕方なしに役人に直接答弁させるようになり、今や国会は「役人いじめ」の場と化しました。石橋委員長のようにしっかり勉強して、「安保5人男」と呼ばれるところまで行き、本まで書いて論戦を挑むことこそ、本物の政治家ではないかと思うのです。
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