ホーム > mixiユーザー(id:15951369) > mixiユーザーの日記一覧 > 「借金主義経済の隘路」

mixiユーザー(id:15951369)

2019年08月07日05:21

16 view

「借金主義経済の隘路」

 今の「資本主義」は「実体経済」と「擬態経済」が混和しています。このため「正常な経済活動」に入り込んだ「異常活動」が暴走して、結果的に世界中が混乱しています。じっと目を凝らして毎日のニュースをご覧ください。経済を混乱させている「犯人」が見えてきます。「経済崩壊」とか「倒産」と言った時に必ず出て来る言葉「借金=債務超過」と言う言葉です。「正常な経済活動」と言うのは、「需要=供給」で成り立ちます。つまり、生産された「価値」と同じ量の「貨幣」が供給されて、正常な「経済活動」が成り立ちます。ところが「資本主義」と言うのは欲の皮が突っ張った人たちが、「お金がない人」にまで買わせる方法として「ローンを組ませる」とか、「国債を発行」させることで「将来需要」を追加して「大量生産⇒薄利多売」を実現して利益を前倒しします。そうすることによって、消費者や国家は返済のために「可処分所得」や「真水の国家予算(予算総額ー国債の利払い費)」が減少しますから、当然その後には「需要<供給」になるのが当たり前なのです。

 そうすると、「貪欲資本主義」は「景気悪化だ!」「経済立て直しだ!」と言って「異次元緩和だ!」となり、「需要が減退している=資金は必要ない」のに、資金を供給します。何のためにするのかと言えば、「さらに借金をさせてものを買わせる」と言う「アベノミクス」で、さらに「需要の先食い」を仕掛けます。しかし、「実質需要+借金需要」で市場はすでに満腹ですから、その金は「株式市場」や「不動産市場」に流れて、株価を押し上げ、土地の価格を吊りり上げます。こうして「見せかけの繁栄」が出て来るものの、庶民の暮らしはよくなりません。そんなことは分かり切った役人は、本来「景気回復すれば自動的に増える仕組みの所得税や法人税」に見切りをつけて「消費税」を引き上げて、財源の確保に走ります。それが「可処分所得を減らして、需要を横取りする」ことを知りながら、「役人さえ良ければよい」と言う姿勢で「予算を確保」します。

 なぜ、分かっているのに、「日本経済にブレーキをかけようとするのでしょうか?企業が「決算を粉飾する」ように、国家も「国民を騙して政策がうまくいっているように見せかけて政権を維持する」ためです。分かりやすく言えば、「国家経済」と言うモノが病気になった時に、「病気を治して健康体にする」よりも、「痛み止め」や「麻薬」を注射して、患者を喜ばせておけば、患者は「治ったような気色」にさせられて、また「暴飲暴食」の世界に戻っていく。これではいつまでたっても「健康体」には戻りません。お分かりになられますでしょう。「日銀の異次元緩和」と言うモルヒネを注射して、「痛み止め」を撃ちましたけれど、ずっと「痛み止め」は打続けていつの間にか「異次元」ではなくなり後戻りはせず、「異次元⇒常態化」してしまい、その結果「退職金の金利」や「銀行の利息」が消えてなくなり、定年退職者や銀行は青息吐息になりました。

 日本が高度成長を遂げた時の「借金」は、「三種の神器」や「3C」、国で言えば「日本列島改造論」と言った「実需」が盛り上がったために、ぞの爆発的な「需要」を満たす供給体制造りのために必要だった「社債」「建設国債」であったために、「需要>供給」の関係が継続し、「物価の上昇」を伴いましたから、実質的には「借金」は目減りして、個人の「住宅ローン」もドンドン目減り(毎年昇給しました)して、「好循環」を来たしましたが、バブル崩壊後は「デフレ」になったため、「借金は目増え」することになり、企業や個人のローン負担は増え続け、それでも「フラット35」などで「昇給なき支出の固定化」に苦しめられて、「可処分所得」を失い「少子化」に拍車がかかりました。

 どうすれば「景気回復」して、「経済を建て直し」できるか?一つはトランプさんの進める「経済戦争」で他国の富を奪うことです。もう一つは「経済の外科手術」です。前者は毎日ニュースでご覧になられていますから、説明は不要でしょう。後者もアメリカを見ればお分かりの通り、「新しい産業育成」に力を入れて、現行企業に補助金を出さない。つまり日本の企業トップ10には名門企業が並ぶけれど、アメリカのトップ10社には9社までが10年前にはトップ10に居なかった会社」だということで、新陳代謝が激しい。それだけ「経済活動が活発で、若々しい」と言うことです。「国家予算」においても、「高度成長期」には「社会保障」など問題にもならなかった。その代り「好景気でしたから、退職金でも「普通預金に10年預けたら確実に2倍になった」時代でした。

 今の時代は「国民の幸福」よりも「特定個人の幸福」を優先する時代であり、「実態」よりも「見せかけの数字」でごまかして、「借金効果」で「需要の先食い」によって、子孫の「予算を食いつぶし」、「遺伝子組み換え」「農薬漬け」などのイミテーションで消費者を騙し、顧客を危険な目に合わせ乍ら経営者や資本家と官僚が私腹を肥やす時代になり、まともな志の官僚が途中で挫折して、日本中が魑魅魍魎横溢の時代になっています。ポピュリズムの時代で「正邪が逆転」しています。だから「カンフル注射」のつもりが、「薬漬け」状態になっても継続し、いつまでたっても「健康体」にはならずますます「悪化の一途」をたどっています。

 「日本を立て直す」には、「国民の意識」が「手術」を選び、「不況と闘う」「欲しがりません勝つまでは!」の覚悟が必要です。「補助金」や「社会保障」は大幅に廃止して、新しい日本の産業構造を作り直すことに邁進し、「需要刺激策としての借金」を禁止するくらいの荒療治が必要です。今国家予算の2割以上が「国債の支払い金利」であり、これを払っても「国債=借金は減りません。なのに「国債をドンドン増発しています。このままいけば、国家予算の6割とか7割を「国債の利息」に払う時代になり、真水の「国家予算が減る」ことになります。しまいに国が破綻します。でも、そんな先のことは考えないオプチミストの経済学者は、「日本を見て見ろ!ドンドン国債を発行しても破たんしないじゃないか?税収が上がらなくても借金すべきだ」とMMT理論を噛ましています。地獄の一丁目なのに。それをまた信じて「暴走特急」を走らせる日本人も居たりして、余計に混乱に輪をかけます。

 アダムスミスの時代に後戻りしたらいかがでしょうか?
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する