ホーム > mixiユーザー(id:15951369) > mixiユーザーの日記一覧 > 「大進歩の予感」

mixiユーザー(id:15951369)

2019年04月30日07:18

80 view

「大進歩の予感」

 昨日の日経朝刊に「量子計算機に新興の知」と言う記事があり、「配送ルートや新製品の配合」で「最適解提案の黒子役に」と言うタイトルが付き、「産業への応用が世界との競争になっている」と書かれています。

 この記事によると「量子コンピューターの研究開発で先行するのは欧米だが、産業応用に向けたノウハウ構築の競争は始まったばかりだ。量子コンピューターの原理が東工大の西森教授らの研究から生まれた。それを実用化する計算機開発では海外勢が先陣を切った。Dウエーブ・システムズが計算機を発表したのは2011年だ。米国ではグーグル、マイクロソフト、やインテルなどが相次いで研究を始めている。中国ではアリババ集団なども参戦、ビッグデータが載る新プラットホーム開発の争いは火ぶたを切っている。最適な配送ルート算出や外為市場の予測など、産業応用の例が出始めているが、事例が積みあがるのはこれからだ。

 日本はこれまで、一部の企業を除けばインターネットに加えて人工知能(AI)でも開発・応用で海外で先を越されている。だが量子コンピューターは産声を上げたばかりの分野だ。日本が活用ノウハウで先行出来る可能性はある。量子分野のスタートアップ企業が果たす役割は大きい」と書かれています。またこの記事時の中ではいくつかの活用事例が紹介されていて「日本郵便のコスト削減効果は100億円になる。演算受託会社、エー・スター・クオンタム(東京・港)の舟橋弘路社長は、量子コンピューターではじく最適な配送ルートを全国で採用すれば1年間で多額が浮くと語る。同社の顧問には、東北大学の大関准教授の師であり第一人者の西森秀稔教授東京工業大学教授が就いている。

 同社は2018年末、埼玉県の一部で配送ルートを見直した。約30の郵便局が対象で、3×10の25乗の輸送ルートがあった。スパコンで1千年かかる最適ルート算出を1秒で実行し実際に配送車を8%減らした。日本郵便は23年度、全国でルートを見直す計画だ。量子コンピューターの応用分野は配送ルートを皮切りに広がりつつある。東京大学の工学部や理学部出身者中心で設立したMDR(東京・文京)は、コーセーと化粧品の開発に生かし始めた。野村総合研究所の藤吉栄二上級研究員は「大企業は量子コンピューターに関心を持っている。専門家がいる新興企業を通じた事業創出の試みが増えるだろう」と話す」と書かれています。

 さてここからが、今日の僕の論点です、一口で言えば「一体量子コンユータ―とは何か?従来のスーパーコンピューターとは何が異なるのか?」をきちんと説明しないから、日本で「量子コンピューターンの活用う機運が高まらないのではないか?この開発が本格化すれば、社会構造がガラリと変化して、「戦争の仕方」から「縦割り行政の破壊」まで一気に世界が動き出し、文系理系の融合や思考の展開が、従来の「不可能を可能にする」動きに変わって、「ダイバシティ」の言い訳が通用しなくなる可能性が出てきました。

 この記事から垣間見える「量子コンピューター」のコンセプトは、従来の「スパコン」が「単一の課題に対してシリアルにシステムを組み立てて処理する」仕組みであったものを、量子コンピュータでは「多次元の要素」を同時に引き入れて、「パラレルに稼働させて、一気に結論を目指す」のでスピードが速い。恰も従来の複数の「スパコン・システム」をネットワークで結合させて、同時並行的に「IF A=B go to X Then Else Go to Y」を一気に同時多発的に整合させて、「最適解を見つけ出す」と言う仕組みではないかと想像されます。したがって「各スパコンシステム」は演算中のプロセスデータをセントラルで一括管理しながら、変幻自在に最適解を求めていくことが出来る。

この考え方はすごく重要で、従来の人工知能(AI)はスタティックな答えであったものが、ダイナミックな結論として刻々状況に応じた「最適解」を導き出してくれることになり、これまで何かと「システムの不具合や欠陥で莫大な開発コストと開発期間を要した問題が一気に消し飛んでいくようなイメージになり、これこそが社会が求めてきた「究極の人工知能(AI)ではなかったのか?と思うのです。ですから、例えば国土防衛における補給兵站の在り方でも、折角作戦を立てても敵と遭遇すれば激しく兵器や兵員が損傷し、刻々戦況が変化する中で、いかなる戦略の変更や補給兵站をすべきかと言った問題を解決するには、このような「多次元の最適解」が必要なわけで、今世界中が注目して一斉に「開発競争が過熱している」ことが納得させられるのです。

 ここでも「ガンバレ 日本!」とエールを送りたいと思います。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する