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2018年10月02日06:42

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「プレーヤーが減ることは大きなビジネスチャンス」

 78年生きてきてツクヅク思うのは「日々進化を続けなければ生き延びられない」と言うことです。多くの人の場合、「自らが変化するのではなく、変化させられている」ことの方が多く、「変革を創りだしていく」ことは少ないように思います。9月24日日経紙「経営の視点」のコラムで「ローソン銀、革新生むか」と言う記事を読んで、大きなことを学びました。以下その部分引用です。

(引用開始)

コンビニの評判すら定着していない時代に社会的信用を伴う公共料金を扱うメリットは大きく、客数増にもつながった。ガス会社、NTTなども相乗りした。セブンの収納代行は売上高を6%上回る5兆円近くまでになる。金融機関は事務の軽減につながり喜んだ。裏返せば定期的に訪れる顧客を見限ったのだ。コンビニは社会から取り残されそうなところに光を当てビジネスへと昇華させる歴史がある。将来性の乏しい中小店をコンビニに転換させたのはその象徴。食の洋風化で防戦一方のコメをすぐ食べられるおにぎりとして価値を吹き込んだ。地域の食文化に根ざした味付けで需要を顕在化した。

緊縮財政で出張所の統廃合に追われる行政。コンビニは行政に代わり持ち前のシステム力で住民票などの発行も手掛けるようになった。減少が続くクリーニング店や書店などの代替拠点としての役割も担う。そこを得意のイノベーションで使いやすくする力がある。ATMではどうか。既存の金融機関はATMはお金を出し入れするだけの箱であり、その仕事はコンビニATMに任せればよいと思ったのだろう。もともとATM主体のコンビニ銀行の経営に懐疑的だったのは当の金融機関だった。

セブン銀は当局との約束である開業3年の黒字化を期限を待たずに達成。24時間営業と拠点数の多さと近さが意外なニーズも掘り当てた。多額の現金を持ちたくない深夜タクシーの運転手がこまめにATMに入金。夜間金庫代わりだ。最近では飲食店など法人向けに売上金入金サービスを開始。拠点減の既存の夜間金庫の穴を埋める。「プレーヤーが減ることは大きなビジネスチャンス」(山下雅史ローソン銀行社長)

キャッシュレスの流れを受けて、セブン銀は来月からATMで電子マネー10種類の入金、残高照会を可能にする。高機能ATMがあってこそのビジネスだ。コンビニ銀行の強みは既存の金融機関ではあり得ない発想にある。「小売業の品ぞろえと同じ」(二子石謙輔セブン銀会長)で、あらゆる金融機関のカードを使えるようにすることだ。ローソンの竹増貞信社長も「店舗をベースに地方銀行と連携し地域社会を盛り上げていく」と力を込める。拾う神に知恵があれば価値創造は可能で、社会問題も解決できるはずだ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35617410R20C18A9TJC000/

(引用終わり)

 昔家電メーカーの勤めていた時に、異業種の勉強会があり、菓子メーカーの方からは「全国34万店の小売業者から20円のキャラメルの代金を回収する苦労は家電屋さんにはわからない」と言われ、洗剤屋さんからは「お宅のビデオとうちの洗剤の箱の大きさは同じなのに単価が全然違う。輸送や保管のコストは同じだから、コスト意識がまるで違う」と言われて驚いたものでした。コンビニ業界はその困難な、人が切り捨てたがるところを取り込んでビジネスを拡大してきたし。今もさらに進歩を続けています。一言でいえば「革新できた小売業」がコンビニであり、「革新できなかった小売り業」がシャッター通りと言ったら言い過ぎかなァと思います。

 企業もドンドン業種業態を変えて拡大し、転換が遅れた企業は脱落していきます。一世を風靡した電機メーカーも淘汰され、今現役の自動車会社もデータ改ざんで揺れています。それは「B/S経営=企業の財産を増やすためのプラス思考の経営」ではなく、「P/L経営=売上拡大経費縮削減の目先の利益志向の経営」に陥っているからで、コンビニのような「斬新な拡大志向」ではなく「当座の利益配当しか意識しない苦し紛れの現状維持志向」に走っているからではないのか?まして我が日本の政治や国民の意識を顧みると、社屋である国会議事堂は明治のままだし、行政は前例主義で規制に雁字搦めで、時代に合わない規則や省令に取りつかれて身動きできない。「日本国憲法」に至っては1ミリも動かさない。

 「世界第二の経済大国」まで成長したのに、「来ている服」は「子供服のまま」が良いと、過去の「かわいかった時の思い出に浸る」。そんな日本を尻目に中国や韓国に「お先に失礼」と言われていても、「お先にどうぞ」としか言わない。

 日本全体がこの新しい世紀を迎えて、「革新の先頭に立つ意識」がどこまであるのか?失礼ながら、底辺の「小売業界」の「混沌の中でのチャレンジ精神」を政界や財界、学者やマスコミは学ぶべきではないか。そんな思いがします。
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