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mixiユーザー(id:15951369)

2017年10月10日06:29

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「外交関係」

 「外交問題」というのは、何か問題が起きた時に「話し合えばよい」というモノではありません。ところが、多くの方々は「外交=善隣友好」みたいな錯覚をもって、「核強高いパーティ」を開いたり、「相手の厳しい要求」を受け入れたり、多額のODAを出して、好意的な関係を作っておくことが絶対に必要だと思い込んでいらっしゃる方があります。でも、本当の国と国の関係で、あるいは外国との取引で『信頼関係』を築けるのは、国内における「取引」とほとんど変わりません。すなわち、会社や家庭における「接待交際費」の使い方と同様で、いっぱいお酒を飲ませて弁チャラを言えば、相手が信頼してくれるというモノではありません。普段から、一緒になって物事を考えて、一緒になって「危機を乗り越える」ことによってのみ、『信頼関係』は積み上がり、問題が起きていざというときに『信頼関係』が大きければ大きいほど、大きな『成果』になって跳ね返ってきます。

 同時に、「外交関係」というのは、「厳しいバトル」がつきものです。なぜなら、「こちらの要求を100飲ませて、相手の要求をゼロ回答で話を付けよ」。つまり「取引に勝て」という味方の思惑があり、相手も逆に「100の要求をのませて、自分の負担はまぬかれたい」わけですから、机の上では握手しても、机の下では相手を蹴飛ばさなくてはなりません。例えば「日露戦争」に勝った時に、ポーツマス条約で「樺太の南半分を割譲する」という「講和条約」の結果に、多くの日本人が失望し怒ったと言いますが、それは、それまでに「203高地の戦い」で旅順を陥落させ「奉天会戦」でぶちのめし、「日本海海戦」でバルチック艦隊を全滅させたという華々しい戦果を伝え聞いた国民の気持ちは「100の要求が満たされて当然」という感覚であったのに対して、現実は敵味方の勝敗は100対0で決まったのではなく、51対49であったことを知らなかったからです。

 では、どのようにして「正常な外交関係」を築くのか?それは普段から「信頼関係」は「仲良く」ではなく、「厳しく」の中に築き上げていかなければ、相手に足元を見られて好いようにあしらわれてしまいます。つまり、普段からゴルフ接待や麻雀接待でもいつも負けてあげれば、実務の交渉がうまくいくというのではなく、時にはぎゃふんと言わせて、「いつでも思い通りにはなるとは限らない」ことを思い知らせて、しっかり相手の性格や人脈、国の情勢や本音の立場などを抑えておくことが、一旦問題が起きた場合の「外交案件」をうまく纏めるために不可欠な不断の努力であるわけです。もっと踏み込んでいえば、相手の組織の中の人脈や、課題、今後の計画などを徹底的に抑えておかなければ、突然「外交交渉」で、「拉致被害者を返してくれ!」と言っても、「何言ってんだ!」と相手にされないことになります。

 ですから、「大使館」や「領事館」は普段から「戦闘状態」であるのが国際的な常識であって、頻繁に外交官の追放が起きたり、スパイ事件が摘発されたりします。よく考えてみてください。「追放したり、逮捕されたりしている相手国」は裏を返せばそのような「スパイ行為」をしょっちゅうやっているということです。今、中国が「南京大虐殺」を喧伝し、韓国が「従軍慰安婦の強制連行」を非難していますが、その内容を相手国の史実に照らし合わせれば、中国では「通州事件」はじめ多くの残虐な「虐殺行為」をそっくり「南京大虐殺」に作り替えて発表し、韓国も自国の朝鮮戦争時に行った「洋公主」強制連行をもとに「従軍慰安婦強制連行」をねつ造するのです。それを防ぐには、それをすれば「手痛い報復を受ける」とか、「他の外交案件がつぶれる」などの緊張関係を構えておく必要があります。

 残念ながら、敗戦後の日本は7年に及ぶGHQの占領下ですっかり「外交=戦争」の意識を失い、72年の間「アメリカにお伺いを立てる」⇒「アメリカのご意向を探る」⇒「アメリカに提案して喜ばせて、その案を日本に押し付けて『アメリカのポチ』になり、日本の政治を動かすボスになる」という歴史をたどりました。そこに付け込み中国や韓国もアメリカと同様の扱いを要求するようになりました。

 今、世界で起きていることは、「成長志向、拡大志向」の行き詰まりで、「アメリカ・ファースト」や「英国のEU離脱」などで方向を見失う中、日本だけが「バブル崩壊」を経て長い停滞期にありながら未だ安定的に生き延びて国家破たんしないので『日本に学べ』という流れが起きてきたことです。その違いは何か?日本は「安定と協調」によって「独りよがりのジャパン・ファースト」をせずに、みんなで知恵を出し合って、内需をベースにやり繰り算段で生き延びています。これが西欧ではできない。叩きあって自分だけ生き残ろうとする。つまり、「日本外交」や「貿易交渉」において決定的に違うことは、日本人のマインドは「安定と協調」であるのに対して、西欧や中韓は「競争と破壊」であって、我が国の外交はその「二刀流」が必要なのです。

 だからと言って、日本の外交や貿易交渉の力がないと言っているのではありません。国内では立派に厳しい仕事をできているのに、外国との間では一転して「諸国の公正と信義に信頼して」を持ち出し、「憲法違反」な行為を慎むモードに入る癖がついている。これではいけないから、「憲法を改正」して、まともな「外交関係」にしなくてはならないのではないか・と思う日々なのです。



 この緊張感を大使館や領事館に持ってもらえば、日本はずいぶん優秀な国と認められると思います。

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