我闘雲舞＠板橋　その２

※１つ前の日記の続きです

◆第４試合
豊田真奈美＆山田太郎 vs 佐藤光留＆米山香織

直前になって佐藤光留のパートナーが、中森から米山に代わりましたが
これはこれでアリかな〜と思いました
というのも、米山は光留とYMZ興行でも絡んだ事があり
同期＆同級生である光留の変態性に対しても、比較的許容できそうな人だから
その予感は早くも的中しましたね
序盤こそSSAと同じ青い道着とロングタイツのスタイルで現れた光留でしたが
豊田と対峙すると「本気を見せてやる」と
米山に手伝ってもらいながら、例の女性用水着と水泳帽を着用し・・・・
これに豊田が本気で嫌がるという（笑）
Twitterの　#ガトー写真部　を追っていただければ解ると思いますが
まあ、普通の女性ならば引くのも無理はないですけどね（微笑）
豊田真奈美＆山田太郎というタッグでも、十分に異次元なのに
ここに本気のヒカルンが入るわけですから、もうその空気・空間が面白かったですね
でも、私の記憶が確かならば、昔ヒカルンは豊田真奈美のファンだったわけで
コーナー間のラリアット攻撃を出した時に「昔、好きでした」と言ったように聞こえたのは
私だけでしょうか
結局、いつものフルコースでヒカルンが山田から腕ひしぎ十字固めでギブアップ勝ち
試合後のヒカルンは、豊田に対して「もう１回」をアピールしていましたが
後ずさりする豊田、座ったままピョンと前に出るヒカルン、ピョンと下がる豊田〜の繰り返し
で両選手退場となりました

ここで、何か荘厳なBGMが流れたと思ったらハル・ミヤコが登場
IWA三冠王者の里歩を呼び出し、里歩も登場
とくに険悪なアレではなく・・・新IWA三冠王者に対する表敬訪問〜という感じでしょうか
近いうちにUMA軍団は活動再開するかもしれませんね
ここで休憩に入りました

◆第５試合
さくらえみ vs 真琴

３年半ぶりのシングルマッチ
この２人の愛憎渦巻く関係を、間近で見ていた人間の一人としてね
昨年のお盆での再会（真琴が市ヶ谷に参戦、さくらとタッグで対戦）があったので
近い将来、この２人のシングルをやる機会があるだろうなとは思っていましたが
とうとう実現されました
２人の闘う姿を見て、市ヶ谷や蕨で繰り広げられた数々の名場面を思い出しましたが
ただ、あの頃とは違うのが真琴の強さ
あの当時であれば、さくらの思うがまま試合をコントロールし
試合を終わらせる事ができたのでしょうけど
今の真琴は、あの時の真琴とは違い、風車式バックブリーカーをくらっても
カウンターのトラースキックをくらってもすぐに立ち上がってくる
そして何よりも対さくらの研究を怠ってはいなかったですね
マヒストラルの防御（２種類）も、ムーンサルト系のかわし方も完璧でした
逆にさくらの方は、対真琴を意識したものはほとんどなく
「ありのまま」のさくらえみで挑んだような感じでしたね
もちろん、さくらえみの技術は素晴らしいし、いざという時の底力も凄いのですが
今の真琴を相手に「無策」で挑んだのでは・・・・執念だけでは勝てない試合もあるのです
最後に勝負を決めたのは、真琴がさくらの元を離れてから身に着けた「アラベスク」
スピア（正面タックル）で相手に突っ込み、相手の膝裏辺りを抱えたまま
自身は相手の身体の上で、前方回転しつつ仰向けになり、背中で相手を押さえている状態に
そのまま自身の両足で、相手の両足を挟み込むようにとらえてフォール
見事な勝利！・・・・しかし、真琴の野望はそれだけではなかった
勝利した上で、おそらくは真琴の中でもトラウマでもあり屈辱でもあったであろう
「腕立て伏せ１００回」の儀を、この激闘を終えたばかりの状態で、遂行することを宣言する
それは、これ以上ないほどの「成長した自分」を見せつける行為であり
同時に「過去の弱かった自分との決別」だったのかもしれない
真琴は、この試合に関して「復讐」という言葉を何度か使っていたけれど
その「復讐」相手であるはずのさくらは、セコンドの帯広らと共に
「腕立て伏せ１００回」のカウントを笑顔で手伝っていた・・・素直に嬉しかったのだろうねぇ
これで完全に和解・・・・・と言いたい所なんだけど
２人の性格・性質をそれなりに知る私の感覚としては・・・・
今回は「愛憎」の愛を再確認できたけど
かつれのように毎日一緒に過ごしたら、また「憎」の割合が増えそうな予感がするので
１〜２ヶ月にたまに会うぐらいの関係の方が、いいかもしれませんね（笑）
そして、真琴の野望はまだ終わらない！

（続く）