元保護犬の咲耶くんを引き取って、早や10か月
いまだ、ひとりでお留守番できず、引っ越しのストレスで
下痢と嘔吐を繰り返してる状態なのですが・・・
お散歩に行くと、いろんな人に声をかけられて
うれしそうに、シッポをふりふりします
どういうことか、とても不思議なのですが
咲耶くんは、知らない人でも、ゼンゼン平気で
とくにシニア世代には、ジブンから近づいていき
「アタマなでてー」 と、グイグイ頭をさしだします
「アラアラ、人なつこい子ね〜」 「本当にかしこいなぁ」
「みんな癒されるでぇ、老人ホームにつれてきゃええ」
などなど、みなさん口をそろえて、ほめてくださいます
こないだなど、お別れしたあとで、走って追いかけてきて
「ね、コレ、ワタシの名刺、ホラここ、ケータイの番号!
電話してくれたら、いっしょにお散歩するから!」
と、息をきらしながら、名刺をくださった、おばあちゃんもいました
まさか、犬が名刺をもらえるとは・・・
2階の出窓から、「カワイイわね〜」 と、声をかけてくる方もいて
あんなところから、咲耶くんが見えてるの? と、ビックリ☆彡
いったい、咲耶くんは、どうしてそんなに人を引きつけるのだろう
これほど愛されるのは、なにか理由があるのかな?
本人は、いたってマイペースで、こびたりしてない
苦手な子供や犬には、まったく無関心でスルーなのに・・・
そんな中で、ひとりの上品なおばあちゃんと出会いました
「ワタシもね、以前は犬を飼っていたのよ」
なつかしそうに、いとおしむように、咲耶くんをなでながら
「私の父は、○○島の島長だったのよ
昔はなにもなかった島だったけど、父が水道やら電気をひいて
船と飛行機の航路をつくって、島中の人に感謝されたの
その父がね、とにかく感謝しろっていうのよ
どんなひとでも、ひとりでは生きていけないから
みんなに感謝しなければいけない って
だから、私はずーっと、感謝しながら生きてきたの
2度も大病を患って、何か月も入院して大変だったけど
そのときも、お医者さんに感謝してますって言い続けて
「こんなに感謝感謝って、感謝ばかり口にするひとはめずらしい」
って、お医者さんに笑われたのよ」
ああ・・・
本当にいいめぐり合わせ
ほんの数分の立ち話で、天啓を受けた気がする
こんなお話を聞けたのも、咲耶くんのおかげ
咲耶くんは、おじいちゃん、おばあちゃんの心をゆさぶる
なにか不思議な魅力があるんだろうね
心の琴線に触れ、突き動かし、魂を開放する
きっと、咲耶くん自身が、そういう体験をしてるから
なにが起きたかわからないけれど、虐待されたのではなく
よほどの事情があって、もとの飼い主さんとお別れして
路頭に迷い、ガリガリにやせて、保健所に捕まってしまった
でも、殺処分されず、ピースワンコに引き取られて
やさしいスタッフさん、ボランティアさんにも恵まれて
(ピースワンコの公式サイト
https://peace-wanko.jp/ )
広島から奈良に連れてこられて、うちの家族になったけど
もとの飼い主さんとはぐくんだ愛情が、いまだにあふれ出て
おじいちゃん、おばあちゃんを癒しているんだね
ダメダメな飼い主だけど、よくわかるよ
うちには、本当にもったいないようなワンコだもん
これからも、どんどんお散歩に出て
いろんなひとにめぐり合おうネ (*´ω`).。o○
日々の楽しみ 散歩の旅へいざ出陣!
見た目なんて気にしない武将たち
犬とてつながる それも悪くない
この世に生まれ変わって会えた
そなたとともに 夢はいつも天下布武
犬生は一度きり
(シナモン・ブー・ラッキー)
織田シナモン信長 エンディングテーマ〜より
■本日のほにゃほにゃニュース
殺処分寸前の捨て犬が…「セラピードッグ」需要が増加中
(AERA dot. - 02月09日 08:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5966757
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