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2019年09月16日13:48

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保護犬のかなしいクセ

9歳になる元保護犬のさくやくん

ようやく5か月たって、わが家にも慣れてきて

お散歩のコースも、あれこれ決まりつつあります

どういうわけか、子供にも大人にも話しかけられ

「おっきいワンコだなぁ〜」 「立派ですねぇ」

「ヨタヨタしとる」 「太ってるなぁ」 とか、しまいに

「このスケベ!」 (メス犬のにおいをクンクンしてるから)

なんでこんなに、親しげに近づいて、声をかけられるのか

里親になった飼い主夫婦には、よくわからないのですが…

最近、どんどん顔が子犬っぽく、愛くるしくなってるから

もともとあった 「愛されキャラ」 が、ヒートアップしたのでは?

と、親バカ路線まっしぐらに突き進んでおります

・・・がっ!

先日、朝のお散歩中のこと

道沿いの1軒のお宅から、おじいちゃんが出てきて

どこかお地蔵さんにお供えするのか、小さなお盆に

陶器の水入れとか、お椀をのせて持っていたんですが

さくやくんは、それを見ると、ワタワタワタ・・・・ッ と

うれしそうにおじいちゃんのほうへ寄って行って

シッポをフリフリ、ジィーっと、お盆の方を見つめながら

チョコン、と、おすわりして、おねだりの姿勢を見せる

まるで、なにかもらえる って、思ってるように・・・

「すいませんねぇ、お腹すいてるみたいで」 と笑いながら

さくやくんを立たせて、その場をはなれましたが

ああ・・・

さくやくんは、こうしてたんだね

元の飼い主さんと、何があったか知らないけれど

ひとりぼっちになって、放浪して、ガリガリにやせて

街の中をうろついていたとき、こんな風に

やさしいおじいちゃん、おばあちゃんを見つけては

おすわりしたり、ジーっと見つめたりして

お情けをもらって、お茶碗でゴハンを食べてたんだ・・・

そうやって、生き抜いてきたんだね

なかなか、そういうクセはとれない

だって、命がけだもの

つらかっただろうね

どうして、ひとりぼっちになったのか

そんなこと、考えられないほど

元の飼い主さんや、住んでたお家も

思い出す余裕がないほど

切迫して、ギリギリの状態になって

それでも、やさしいひとにゴハンもらって

なんとか、命をつないだんだね

いまだに、大きな声や音を怖がるのは

やさしいそうに見えて、実は犬嫌いだった人たちが

「あっちに行け!」 と、さくやくんをおどしたから

まるくなって、逃げたんだね

なんにも、悪いことしてないのに

こわかったね・・・ 悲しかったね・・・

このクセは、なおらないかもしれないけど

そのまんまで、いいよ

うちの子になったら

もうがんばらなくていい

多少、デブっても、かまわない

(お父しゃんだって、デブだものブタ)

おいしいもの、いっぱい食べて

いろんなところにお散歩行って

楽しいだらけにしようね (*´▽`*)








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