引っ越しするのを機会に、冷蔵庫と洗濯機を新しいものに。
今までのはなんせ「前世紀の遺物」で「昭和」の製品だから。
こうして書くと、骨董感すごいw
でもって家電量販店の店頭で、あれこれ見比べてみたら…
ジャンルによっては、もう日本の優位性なんてないのね!
独身とか夫婦二人の世帯向けの冷蔵庫だと、省エネ効率は格段に中国企業であるハイアールに軍配が上がります。
多少効率落ちても一応は日本のものを選ぼう…と思い、省エネ効率そこそこのをで選んだらアクアブランド、ハイアールの子会社!まあそれでも元は三洋なんだし、本社は日本だから!
お店の人が言うには、日本がまだ戦えそうなのは大型のもの、小型ではそもそも国外生産な上に性能そこそこ。
ネット見るとハイアール製品にはまだ隙があるみたいだけど、世界シェア1位企業なのだから十分魅力ある製品を生産してるのだろう。
ここで個人的な考えなのだけど、この流れは自動車の貿易と似てないか?
安くて小型な製品が輸入され、自国生産の大型が振るわなくなる…
今の日本市場、結婚する(できる)人が減少し、少子化も進む状態で、機能で付加価値与えたとはいえ高額な大型冷蔵庫が魅力的に見えるだろうか?
無論そんな高機能や日本ブランドを好ましく思う層が国外にもいて、一定数は売れるかもしれない。
将来ハイアールが家電業界のTOYOTA的な存在になり、日本家電企業が運よくフェラーリとかロールスロイスのような高級ブランドになったとして…そのブランドがどっぷり外国資本の影響に浸かっていないとは思えない。
もしかしたら日本は、これから見たくもない屈辱的な斜陽・日没を目にすることになるやも知れませんね。
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