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2018年01月23日12:05
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【 いいものを…… 】 それから会議の進行役が、天井から降りて来た大きなスマートガラス・パッドのモニターに、私達の注意を集めました。 ジークムントが立ち上がって、「君ら2人にいいものを見せてやろう」と言いました。 彼はモニターに近づいて行き、モニターを見つめながら話し出しました。 彼らはずっと、ある遺棄された宇宙船が太陽系に向かって来るのを監視して来たのだそうです。 これは同時期にNASAや主流メディアが「オウムアムア」と名づけて公表した、葉巻型の"小惑星"と同じものだと判明しました。 この宇宙船は、スフィアビーイング同盟が太陽系の外周に張ったバリアに近づいて来た時に、観測されました。 SSP内では、この宇宙船がバリアに衝突して止まるものだと予想していました。 この宇宙船が無傷でそこを通り抜けた時には、彼らは衝撃を受けました。 後になって、その時までにバリアが消耗してしまっていたことが判明しましたが、それまでSSP同盟ではそのことに気づいていませんでした。 【 聞くまで待てよ 】 ジークムントは自慢げにこう言いました、「俺はこの宇宙船が誰のものなのか調べる為に遠征を指揮した。そこで発見したものは…聞くまで、待てよ。」 突然、モニターに様々な文字や遠隔測定のデータが表示されました。 昔のNASAの、無線伝送のような音も聞こえました。 ビープ音と共にパイロットが自機の位置と、ドッキングする物体の位置を読み上げました。 それは5分ほど続いて、その間2機が螺旋(らせん)状に徐々に近づいていくのが見えました。 パイロットが物体の回転に合わせるように近づくに連れて、輝く氷のツギハギを纏(まと)った葉巻型の長い建造物が見えて来ました。 それは、石でできていることがはっきり分かりました。 隕石がたくさん衝突した跡も、見えました。 映像が切り替わって、宇宙服を来た数人が穴から岩の中に入って行く場面が写りました。 【 船内に侵入 】 SSPのシャトルが謎の宇宙船とドッキングした付近には、金属性の楕円のドームのようなものがありました。 船体の下方の、3分の1くらいの位置です。 何度も侵入された形跡があり、隕石が衝突した穴や凹(くぼ)みだらけでした。 次の場面では、胸とヘルメットと手首にライトを付けた男達が、無重力状態の中にいるのが写りました。 彼らは四方に分かれて、スーツのインカムでお互いに話していました。 一人が、床や壁についた凍った残留物のサンプルを採取していました。 これと同じ、凍った有機物の泥濘(ぬかるみ)が、船の外壁にも付いていました。 見た目はまるで、泡立った汚い湖の水が凍ったような感じです。 宇宙船は明らかにとても古代のものでした。 何者かによって何度も侵入され、機械類を剥(は)ぎ取られた様子でした。 ジークムントは、後でこの泥濘(ぬかるみ)を検査したところ、そのうちのいくらかは元々の乗船員の屍骸であることが分かったと言いました。 壁や天井や床からは多くのパネルが剥(は)がされており、機械類が置かれていた場所は、空っぽの仕切りだけが残されていました。 「何か見つけたぞ!」 彼らは辺りを見回すと、一人が大声で呼びました、「何か見つけたぞ!」カメラを持った男が床や天井から剥がれたパネルの間を縫うようにして、呼ばれた方へと近づいていくのを見ました。 彼は、つい今しがたこじ開けられたように見える部屋に入って行きました。 パネルが壁に釘づけにされていて、入り口を塞いでいたようでした。 それから映像では、2人の男が死体安置所の引き出しのようなものを開けて、その中にいる存在をビデオや写真に撮っているシーンになりました。 【 凍った状態の水棲ET 】 テーブルの上に、凍って硬直した1体の奇妙な見た目のETが寝ていました。 いくぶん翼竜のような見た目で、ほとんど白に近い青白い肌をしていました。 彼らが他にも引き出しを開いてみると、数種類の別のETも見つかりました。 その中の1体はオレンジ、若しくは桃色で、一見したところ、哺乳類に見えました。 後で分かったのですが、これはイカやタコと関係があると思われる、ある水棲ETでした。 それは3メートル程の身長で、触手の手足があり、その触手からは更に3本の長い指や爪先が伸びていました。 また、小さくてほとんど見えないくらいの吸盤が、脇の下や手についていました。 このETは、元の乗組員の一人であったと確認されました。 船内の共有エリアの大部分が、かつて水で満たされていたことが分かったからです。 [デイヴィッドの注釈 : 後で古代ビルダー種族を明らかにしていく上で、この存在とゴールデントライアングル・ビーイングの間に類似点があるということは、興味深い留意点だと思います。 私達は、想像もできないほど長期に亘(わた)る進化の過程を目にしているのかも知れません。] 【 一体誰のテクノロジーなのか? 】 彼らは、そのET達の体をバッグに入れて回収し、自分達のシップへ運び出しました。 この作業中、ET達の体がバラバラになって、機内に浮遊し始めました。 一人が羽目板を掴んで、ヘラのように使って残留物を掬(すく)い取ってバッグに詰めました。 この時点で、ゴンザレスが尋ねました。 「これは一体、誰のテクノロジー(宇宙船)なんだ?」 ジークムントが、私達2人を見て答えました。 「有機物から遡(さかのぼ)れたのは、10億年前くらい前までだ。」(訳者注 : 乗組員は少なくとも10億年くらい前の存在だということ。) 「軌道の跡を辿ったら、然程(さほど)遠くない恒星系から来ていることが分かった。この太陽系に引き寄せられる前は、その恒星系の周軌道に、何百万年も嵌(はま)り込んでいたようだ。」 【 これが古代ビルダー種族なのか? 】 ゴンザレスは言いました、「では、これが古代ビルダー種族なのか?」 ジークムントは微笑んで、ゆっくりと人さし指を鼻の先に当てました。 正解だという意味です。 ジークムントが答えるより早く、ゴンザレスは矢継ぎ早に質問しました。 ジークムントが手を上げて制止し、ゴンザレスを黙らせました。 そして、こう言いました。「そう、私達はいくつかの驚くべきテクノロジーを発見した。その多くは、遠い昔に剥(は)ぎ取られていたがね。」 そして、こう言いました。 「でも待て、驚くのはこれからなんだぞ。」 【 象形文字 】 彼はまた、ビデオを再生しました。 この時、別の誰かが興奮気味に、まだ他にも見つかったものがあるのだと言いました。 カメラが部屋の中に入って行くと、壁や天井に2種類の文字や絵(象形文字)が書かれていました。 そのような部屋が、いくつもありました。 興奮するのは、古代ビルダー種族の書き残したものを私達が見るのは、これが初めてだということです。 SSP内では、これまで発見された古代ビルダー種族の遺跡では、刻まれた全ての文字が掻き消されているということが、よく知られています。 それはまるで後からやって来たET種族が、我々が古代ビルダー種族の歴史を再構築できないようにしたくてやっているかのようです。 壁には、長い線や点と共に、とても複雑なヒエログリフ風の文字もありました。 【 多次元言語 】 ジークムントは、これらは地球や近隣の惑星で見つかっている古代の言語に似ている、と言いました。 比較的簡単に、解読できるのだそうです。 彼らは後に、そのヒエログリフは、言語と高次元数学の式の混合だと結論づけました。 彼らは、船内のほとんどの文字を解読でき、結果を自分達の研究グループに送りました。 会話は、それからある作戦上の機密情報に移りました。 私も、その情報は今は明かすことができません。 【 LOCブラーヴォへ 】 会議が終わると、ジークムントが立ち上がって言いました。 「では、LOCブラーヴォまでツアーに出かけようか。ここでの機密情報は、いいと言われるまで誰にも明かすなよ。分かったな。」 ゴンザレスと私はイエスと答え、席を立ちました。 私達はLOCのフロアのもっと大きなエレベーターに乗って、下降して行きました。 出ると、そこは吹き抜けのエリアになっていて、もう一つの宇宙船の発着ベイになっていました。 【 巨大ホール 】 最初に穴から入った時に見えた溶岩洞窟の床の下に、自分達がいることが分かりました。 私達はもう少し大きなシャトルに乗って、ベイから飛び立ちました。 直ぐに、長い溶岩洞窟をかなりのスピードで飛行しだしました。 私達は、もう一つの別の大きな洞窟に出ました。 その洞窟の入り口の周囲には、人工的な建造物が建てられているのが見えました。 先ず私達は、月の地表に突き出ているように見える小さな施設に着きました。 そこには、LOCのように地上部分にも構造物があります。 空軍の制服を着ている人も、NASAの制服を着ている人もいて、施設内を歩き回っていました。 私達は、数人の博士風の人達に出迎えられました。 彼らは私達に会って、とても興奮していました。 彼らは、私達もスーツを着て、"巨大ホール"へ移動するのだと言いました。 【 巨大な古代のマシーン 】 私達は、私がSSP時代に着たことがあるのと同じ環境スーツを着用しました。 私達はそれから、博士風の人達と装備の基本操作を少し練習しました。 それから施設のベイに戻って、同じシャトルにまた乗って、今度は洞窟の床に降りて行きました。 この時に、私達は洞窟の床に開いた穴を通り抜けて、ぽっかりと空いたエリアに入りました。 それが、"巨大ホール"でした。 このエリアは本当に巨大で、ゴンザレスも私も吃驚(びっくり)してしまいました。 そこにはあらゆる種類の"本当に"巨大な古代のマシーンがあり、それらには移動装置もついていました。 そこには、グレーのクリスタル素材でできた長い角材もありました。 その角材は、折れたり粉々になったりして地面に横たわっていました。 このエリアからは複数の方向に、何本も大きな円形のトンネルが延びていました。 【 前にも来たことがある 】 私はゴンザレスに、こんなものは初めて見たよ、と言いました。 ジークムントが私の方を見て言いました、「コーリー、君は以前ここにいたことがある。覚えていないだけだ。」 私はゴンザレスを見ると、彼も私と同様に困惑した様子でした。 私が、それは私の(3回の)20 and back の何(いず)れかでのことかどうか尋ねると、ジークムントは頷(うなず)きました。 彼は、「それほど遠くない未来に、私は主要テレビ・ネットワークのリポーターと一緒に、ここに立っているだろう。」 それから彼は、「今はまだ、今日ここで見たものは秘密にしてもらわなければいけないが。」と続けました。 私はそれから、驚くべき視察ツアーに連れられました。 私は、前にも来たことがあるようですが。 私達はいくつか階段を降りて行くと、列車が通っているエリアに出ました。 その列車に乗って、巨大な古代の施設のツアーに出ました。 それは、5時間近くにもなるツアーでした。 【 驚異的だった 】 そこで見たことをもっとお伝えしたいのですが、諸事情で口止めされています。 私が、今、言えることは、とても驚異的だったということだけです。 もし、私達が本当に近い将来、これらの施設を見ることができたら、人類にとって信じられないほど大きなターニングポイント(転機)になるでしょう。 ツアーを終えると、私達は食堂へ連れられ、食事とシャワーを許されました。 それから私達は LOC へと戻り、そこからは別々のダーツ型船に乗って家へと帰りました。 【 参考 】 http://www.eyelash-carrie.com/open_qhm/
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