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2019年04月07日04:48

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明恵展

先日、香雪美術館「明恵展」へ行きました。

香雪美術館は六甲の御影にあるのですが、ここ数年、中之島の近くのビルディング街に新館がオープンしたのでした。

そんなに広い空間ではないのですが、とっても洗練された、落ち着いたところで、ゆったりと鑑賞できます。

明恵展ということで、高山寺の鳥獣人物戯画がしっかり展示されていました。

鳥獣人物戯画は、2005年の大絵巻展で見たのか、ちょっと記憶がない。
修復が終わった後、京都国立博物館で見たのですが、大変な混雑でゆったり鑑賞と言うわけにはいきませんでした。
東京国立博物館でも見に行ったのですが、行列が長すぎて見るのを断念しました・・・

今回は、平日の午後だったということもありますが、大きな混雑はなく、びっくりするくらいの余裕で鑑賞することができました。
自分のペースで見ていても、前へ進むよう促されることもありません。驚きです。

今、前期がうさぎ、かえるで有名な甲巻と、幻想動物図様が多い乙巻。後期に丙丁巻の展示だそうです。ポスターにもなっている樹上の明恵上人像は後期の目玉になるのでしょうか。

そして、香雪美術館が所蔵しているものも含む、明恵夢記が多数集められていて、感動ですw といってもまったく判読できませんが・・・ 明恵が夢に見た菩薩を描いているものなど、そういうのもあるのかと初めて知りました。
明恵夢記、お話にはよく聞きますが、読んだことはありません。現代語訳もあるのですが、なかなかそこまで行きついておりません。
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