「ニル・アドミラリの天秤」というアニメをやっていて、残念ながら見られなったのですが、タイトルだけは耳に残っていました。
ニル・アドミラリが何の事とも思っていなかったのですが、たまたま夏目漱石用語辞典なるものを見ていて
nil admirari
ニル・アドミラリとは何事にも驚かない(not admire)ことをいう。
『それから』の代助についての描写のなかにある。
あ、アニメやってんじゃ〜んと、面白く思いました。
そういえば、森鴎外の『舞姫』の中にもあったのかー!
「日記ものせむとて買ひし册子もまだ白紙のまゝなるは、獨逸にて物學びせし間に、一種の「ニル、アドミラリイ」の氣象をや養ひ得たりけむ、あらず、これには別に故あり。」
夏目漱石の家庭は、なかなかバイオレンスだったみたいですね〜
ログインしてコメントを確認・投稿する