先日、京都伏見の藤森神社へ参りました。
秀吉によって造られた坂の中腹のまっすぐの道を進んでいくと、立派な境内にたどりつきました。
藤森神社は平安遷都以前に建立された古社で、「菖蒲の節句」発祥の神社として、今日でも毎年五月五日には「駈馬神事」が行われるそうです。
「駈馬神事」というのは、私は知らなかったのですが、馬を駆け、その上で逆立ちをしたり、横にそってみたりというような、不思議な乗り方をする「曲乗り」を行う競技ということです。
宝物館にその様子を撮った写真が展示されていましたが、落っこちないか不安になるような妙技でした。実際に見てみたいものです。
さて、お参りして知ったのですが、こちらは舎人親王をお祀りしているのでした。
舎人親王は『日本書紀』の編纂で有名ですね。
ですので、学問の神様としても崇敬されており、そうすると天神様より昔なのだなぁ〜と新鮮に思いました。
そして、最近大変な人気を集めているのが、奉納された「鶴丸国永」という刀の写しです。
刀剣のことはよくわかりませんが、宝物館で拝見すると、確かに美しい刀身なのだと思いました。
さらに、刀剣乱舞のキャラクターのグッズがファンの方々から奉納されているようで、そちらも綺麗に展示されていて、なるほど、文化だなぁと楽しく見させていただきました。
刀の撮影はできませんが、こちらは撮影可能でした。
社務所では、鶴丸にちなんだお守りも販売されていて、にぎわっていました。
ログインしてコメントを確認・投稿する