■空母内の感染を告発、艦長は英雄か 解任した海軍に批判
(朝日新聞デジタル - 04月08日 17:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6039396
法律には，大きく分けて２つの流れがある。
� �Common Law 米英法
……判例法主義（事件に類似する判例を探し、事案を解決）
�◆�Civil Law 大陸法
……制定法主義（その事実に適合する条文を解釈した上で当てはめを行い、事案を解決）
私は，法律の専門家ではないが，契約書など法律が絡むような文書に出くわすことが多いので，このことぐらいは，知っている。
今回の事件は，平時において，艦艇に疫病が発生したいう，従来の軍法が想定してない，または，従来の軍法が適用しにくい事案と言えよう。米国は，Common Lawの国であり，当然，判例の積み重ねを重視する。今回の事案を後世の教訓するために，是非，軍法会議を開いて，艦長のどの判断がまずかったか，また，赤レンガ（軍上層部←父親の悪影響）に，判断に誤りがなかったかを検証してほしい。
私が艦長の弁護人であれば，戦時と平時の相違における判断のあり方を争点とする。戦時において，艦内のひっ迫した状況を，艦隊司令部以外に送るのは，利敵行為となるので，当然，厳罰に処すべきだろう。しかしながら，今は，平時である。平時には，軍艦といえ，火災やトラブル等により，周囲の一般船舶に救助救援を依頼することは，当然あり得る。今回の艦内の疫病の流行は，この緊急避難要請の延長線として，扱うべきだと考える。したがって，今回の事案で民間に艦内の状況を伝えたことは，軍機を漏らしたことには，相当しないと主張する。
ログインしてコメントを確認・投稿する