子供の時以来，漢字，特に熟語には人一倍苦労しました。嫌な漢字や熟語をあげるとキリがありません。今でも，漢字は嫌いです。
さて，今から振り返ると，私が漢字で人一倍苦労した理由は，大人たちが事ある毎に強調した”漢字は表意文字である”という建前論を真に受けたことにあります。そのため，例えていうならば，
understand = under + stand
みたいに考えて，understandを一塊と割り切れなかったことにあります。そのため，アメリカ合州国と間違えて，×を食らいました。私にいわせれば，”合衆国にしたら，United People of ……になるじゃないか”です。 合衆国は，understandと同じで，分解してはいけない，一塊で， United States of ……としなければならないと，なかなか割り切れなｋかったのです。
”漢字は表意文字である”で苦労したのは，”子”ばかりでは，ありません。次に，嫌だったのが，国，邦，州，国家。この違いが分かったのは，かなり後（英語と自在に比較できるようになったころ）になってから。一言でいうと，物理的なサイズが，
州＜国＜邦
のようです。例外も多いです。例えば，欧州などは，？？？連邦はＯＫで，連国や連州は，ＮＧなのが，今でもわかりません。，欧州は，意味的には，欧邦とすべきようなきがしますが…。今では，understandと同じように，連邦＝federal,/union, 合衆国=United States で割り切っていますが。
さらに，国家は，地域の広がり（州＜国＜邦）に加えて，sovereignty（統治権）が追加された概念のようです。
漢字が，表意文字であることを強調するなら，もう少し，整理してほしいのもです。私にいわせれば，日本語には同音異義語がおおいので，この同音異義語を区別するための手段でしかないように思われてしまいます。
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