ギャップ　　　　　　　　　　　　

（2020年3月28日）

　東京都と都に隣接する神奈川、埼玉、千葉、山梨の4県の市民は不要不急の外出自粛を求められた。感染者の爆発的な増加やロックダウン（都市封鎖）などの最悪の事態を回避するための連携。（外出自粛要請は21日間程度）　
今日は初めて土曜日　スーパーのレジに並ぶ列が目に浮かぶ。出かけられない分の買い置きに並ぶ列は昨日から始まっていた。買い置きしておけば安心と思う群集心理でお米の棚も空っぽとか。悪循環はまだまだ続きそうで一人動けぬ高齢者の身に応援の手は届くだろうか？　ただ　じっとしているだけならそれが一番楽。それでいい。が、動かなければ動けなくなる。分かっていても実行するのは難しい。周りに迷惑かけないように、邪魔にならない様にと年を重ねるほどに気を使っているつもりでも　若者から見る年寄りはうるさくて面倒くさく支度に時間がかかり同じことを何度言ってもわからず、子供よりも手のかかる厄介者らしい。今、言ったことを今すぐ聞き入れてくれないと焦る年寄りの考え方も改めないといけないけど、そのいきさつを説明してくれればいいのです。年取ったこと、聞こえにくいこと、見えにくいこと、忘れやすいこと、頭の回転、身動き、指先の動きまでが鈍くなったこと、重い物は持てないことなどを　ふっと忘れて　すべて一人でできていた当時（頭では動ける筈の自分に戻っているが、いざ始動すると）こんなはずではなかった自分の変化に　またまた直面、まともに向き合うことになる。そのギャップに愕然。嘘だ、悪夢だと　わめいても現実は変わらない。立ち向かう意欲が行ったり来たり交錯する。生きることにしがみつこう。