手作りの　かき餅　と　あられ　　　

　　（2020年1月22日）

　手作りのかき餅、あられをいただきました。手間暇かかる完成までの手作業を思いめぐらした時、作った人の　心豊かな思いがぐんぐん膨らみます。あられのようにまん丸で　パ〜ン　と破裂しそうなほどに膨らみます。懐かしい思い出のおいしさが何倍にも膨れあがるのです。大げさではない幻のおいしさです。満ち足りた気分です、当時　一緒だった人達がそこにいるようです。
　
干し柿、干し芋、干し大根、大根の葉っぱまで、干し茄子、干しインゲン、ひょう干し、芋がら、、、山菜加えればまだまだありますね、、ぜんまい、蕨、こごみ、カタクリ、うど、、
何でもかんでも保存食、冬場に備える保存食
ニシンは箱ごと何箱も、身欠き鰊を作りました。
凍み大根、凍み豆腐
青菜に白菜のお漬物、たくあん漬け、どこの家々も大きい大きい樽にたくさんたくさん漬けました。箍屋（たがや）さんは大繁盛。箍屋、屋根ふき屋、唐傘や、下駄屋の子供だった同級生、いろいろいろいろ、、、今　いづこ。
昔から今に続く保存食、土地土地により　いろいろ　あるあるありますね。そこで育って食べなれた味、土地の味はおふくろの味なのかもしれない。

農林水産省　　農山漁村の郷土料理百選選定　の一つに選ばれた　横須賀市指定銘菓　佐島の"へらへら団子" を知りました。安政５年から続く　草団子をひらべったくしたようなもので本日中にお召し上がりください　ということです。パック入り１０個で３７０円、おいしくて二、三人で食べるのにお手頃ですが残念ながら日持ちしません。