mixiユーザー(id:15681123)

2019年11月12日10:50

31 view

ラ・フランス       

(2019年11月12日)

 ラ・フランスは果物の女王と言われますが 私が初めて知ったのは50年ほど前でした。お土産に頂きました。新聞紙に包まれた1個1個をほどいたら あらまあ〜なんとビックリ! じゃがいもがでてきたのです。お土産? なのに じゃがいもを1個づつ丁寧に包むなんて想像もできないあり得ないことでした。まるで じゃがいもに見えたものこそ ”ラ・フランス” だったのです。
 ”みだぐなす” と方言で呼ばれていた この梨が ラ・フランスだったのです。こんなにいい香りと食べておいしい果物を初めて味わえたことに幸せを感じました。
”みだぐない” は方言で ”みっともない、見た目がよくない” そういう意味です。みっともない梨、見た目がよくない梨 の中身はまるっきり別物だったのです。
 当時は和梨(長十郎と20世紀)と洋梨(西洋梨)がありました。黄色の洋梨はとろけるようなおいしさがあり大好きでしたが 熟し加減の判断が難しく 外側からは見えない中身が一挙に腐ってしまって悔しい思いが残ることが多かったのです。ラ・フランスも熟し加減(食べ頃)の見分けが難しいけれど最近は食べ頃の日にちが明記されるようになって大助かりです。みだぐなす では気の毒な名前ですが この名前が通用して広がったことを考えるとラフランスのふるさとは山形なんだろうと思い、長い時間をかけて今の女王の座を勝ち取ったのだと思います。そこまでの下積みを頑張って育ててくれた生産者の方の努力に感謝します。
香りよし味よしの みだぐなす が ラ・フランス に変身!
  ラ・フランス 万歳 !

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する