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2019年10月22日09:12

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男の甲斐性

       (2019年10月22日)
  
 明治、大正、昭和(戦前)生まれと戦後生まれとでは考え方に格段の違いがあるように思う。一般的な考え方です。身分、育ち、性格の違いもあるから一概に決めつけることはできないけれど。家族を養い支えることが男の甲斐性と考えられていたと思う。産めよ増やせよの子だくさんの家族構成から 次男、三男、四男、、、が独立して自分の土地、家、を手に入れ 結婚、家族を養うまでの苦労、我慢の程を考えたとき、ただ感謝の気もちでねぎらえる家庭だったら家族皆、心豊かな人生だと思う。
 どこからタガがゆるんでしまったのか、女性の進出は嬉しいが、、時代が変わって どこか、なんか変、合わせきれないこともでてきます。時代の変化の分かれ目を右往左往しながらうろたえている感じです。
 私の母は明治42年生まれです。三男の息子はひたすら頑張り、自分で土地を買い、家を建てた時、母は「頑張ったね、偉い偉い」 と本当に嬉しそうだった。20代で借金もせず新築の家持ちになれるとはそうそうできることではないと思う。金銭的に応援はできずとも親の気もちの応援があったから。いつの時代でも無償の親の愛に勝るものはない。
 四男が結婚して土地を買い家を建てた時 母は 「夫婦二人で頑張ったから、お嫁さんのお母さんが孫の面倒見てくれたから」 と感謝して家持ちになった三男夫婦を「偉い偉い」 と喜んでいた。
 母の手から羽ばたいて年月が経っても いつも見守ってくれていたことを感じながら、親は元気でいるのが当たり前と、 寄り添って面倒見るべき年齢だったのだ と自分が当時の親の年齢になって身にしみる実感です。
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