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2019年10月21日09:23

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 詰めの市(いち)

       (2019年10月21日)

 根雪になる前の季節の行事に詰めの市がありました。大通りの商店街の道路は車は通行止めで 露天商の店が連なり 所狭しとばかりに冬越しの必需品が盛りだくさん並びました。餅つき用の臼 杵から せいろ、手桶などなど、座敷ほうき、竹箒、七輪、、、私が見てもわからない器具がたくさん並びました。同じような品の店が続く中に、子供のおもちゃが並ぶ店が姉と私のお目当てでした。見ると欲しいものだらけです。買ってもらえないことを承知で連れてきてもらうので「買って」と言えません。自分でためたお小遣いで買えるものを探す楽しみ、、、ちゃ〜んとあるものです。5円で買えるせとものの動物 犬や猫、素焼きに色が塗られてかわいいです。二つ買って造花のきれいなお花は10円、残りの10円で貯金箱。嬉しい嬉しいお買い物でした。自転車にどうやって二人を乗せられたのか? 忘れて思い出せないけれど、思い出したい 父がハンドル握った3人乗りの気になる謎です。

仕事の用で母が出かける時、バスで 私も一緒に連れてってもらうことが たまにありました。母はせとものが好きでお店屋さんに入っては眺めていました。私が動き回ると積み重ねて並べられた品にぶつかり壊したら大変だからね と注意されるので お店の前とか隅っこでじっと母を待つことにしていました。贅沢とは言えない母の楽しみだったのです。他の店先におもちゃが並んでました。私は 「買って」 とは言わなかったけど 「見てると全部買いたくなる」 と何度も母に言ったようです(私は覚えていないのですが)。赤い金魚の絵が描いてある一番小さいブリキのバケツを買ってもらいました。私の宝物でした。
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