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2015年08月13日04:46

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演奏会の話

先日告知しました所属吹奏楽団の夏コンサート、無事終えることが出来ました。
セットリストは下記の通り。


アルヴァマー序曲
カンタベリー・コラール
交響詩『フィンランディア』

BACK TO THE FUTURE
L-O-V-E
あの日聞いた歌 [故郷〜浜辺の歌〜椰子の実〜赤とんぼ〜春の小川〜花]
音楽物語「チューバのタビー」(Tubby the Tuba)
 〜恋のカーニバル
ミュージカル『レ・ミゼラブル』より

<EN>
広い河の岸辺〜The Water Is Wide〜
76本のトロンボーン


(自分は吹いてなかったとはいえ)6月にやった母校の定期演奏会と2曲かぶっているという。

「BTTF」は映画「Part2」でマーティ達が未来にタイムトラベルした時の行先がちょうど2015年ということで、2月の定期演奏会に引き続きの演奏ではあるものの選曲。

「L-O-V-E」はキリン一番搾りのCM曲ですが、曲が決まった時点(4月くらいだったかな)では確かまだOA前のはずなのでこの一致は多分偶然。

「あの日聞いた歌」では各曲のイメージに合う画像を映しながら演奏。
その画像探しを自分が担当しました(これが意外といい画像が見つからず、結構骨だった…)。

「Tubby the Tuba」、母校の定演でも創作音楽劇をやってましたが、ウチの楽団でも音楽劇をやるとは思ってませんでした。この一致率は一体…(苦笑)
この曲ではタビー役を当団最年少JK団員が担当。
曲としてはOnePlayの部分が多かったので、練習では音の出だしや音量等には苦労しました。
「恋のカーニバル」が続いているのは、中盤にチューバのソロがあるのでその部分だけ抜粋演奏した次第(結果的に2年連続で演奏する形に)。
アンケートを見た限りでは、結構好評だったようです。

しかしゲスト出演のシャウティング・フォックスによる合唱も加わった「フィンランディア」と「レ・ミゼラブル」の2曲がぶっちぎりのトップ2でした。
彼らによる「フィンランディア賛歌」「民衆の歌」、どちらも平均年齢70歳以上とは思えないほどのパワフルな歌声には観客はもちろん、我々奏者側もホント圧倒されました。
その歌声に感化されたのか、どちらも曲の終わりの頃の指揮者の渾身の振りっぷりも凄かった。
曲のクライマックスということもあるだろうけど、思わずこちらまで力が入りそうなくらいでした…。


でも個人的に1番気に入っているのは「カンタベリー・コラール」。
曲が一番盛り上がりが終わって静まり返ったところに待ち構える、終盤のオーボエ・ファゴット・ホルンのアンサンブルが一番の聴きどころ。
ここがパーフェクトに決まった時は、その後に鳴り響くチャイムの音に合わせて涙が出ること必至だと思ってます。
また曲の締めくくりで登場するチューバのミュートもある意味見どころの1つでしょうか。

ヴァン・デル・ローストの曲は2月の定期演奏会のENでやった「アルセナール」に続いてでしたが、今回の演奏曲の中では最もスローテンポで連符も無い、演奏の仕方によっては聴く側の眠気を誘いかねない曲で、楽譜上は一見簡単そうに見えても、楽譜にある音をただ鳴らせばよいわけではないということをこれでもかと感じた曲でした(でも本番で演奏する側の団員の1人がうつらうつらしてるのが視界に入った時はさすがに唖然とした…)。

中盤にフルートの旋律に乗せて3rdクラ(自分)とファゴットのアンサンブルがあるのですが、練習中は「もっと出てきて」と指揮者やファゴットの方に何度も指摘されたりして、小さすぎるとファゴットが困るし、逆に出すぎるとフルートの音を掻き消しかねないしで、ここの旋律部とのバランスには本番直前まで四苦八苦してました…。
本番後にファゴットの方に聞いたところ「ちゃんと聞こえたからこっちも安心して吹けた」と言っていたのでホッとしています。
少数ではあったものの、アンケでこの曲を推してた方がいたのも嬉しかったり。



次回の演奏会予定は、いよいよ来月に迫るニコ楽演奏会(9/27 和光市民文化センター サンアゼリア)です。
現時点ではまーだ曲にフルボッコされてる状態(←ただの練習不足)ですが、なんとか形にしていいものになるよう頑張ろうと思います。
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