無言歌は続く

　今宵一枚目の音楽は　ベートーヴェン　ヴァイオリンソナタ　他
　
　1. ツィガーヌ (10:11)
　2. ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」
　アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ
　3. アダージョ・ソステヌート・プレスト
　4. プレスト
　5. 美しき夕暮れ
　6. 歌劇「3つのオレンジへの恋」より行進曲
　ヴァイオリニスト　ダニエル・フロウシャウアー　ピアニスト　鳥羽泰子の共演による　　1998年録音盤

　非常に珍しいジャケで所有　一般的には2番目が多い


　今宵二枚目の音楽は　ベートーヴェン　弦楽四重奏曲　
　7番へ長調作品59-1 ラズモフスキー第1
　11版へ短調作品95 セリオーソ

　ブダペストSQは1960年前後の演奏　ジャケは同じだが　内容がちょっと違う

　ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第7番は　ベートーヴェン壮年期の創作活動が活発だった時期に作曲された作品で　いわゆる「傑作の森」の中の1作　本曲は急・急・緩・急の4楽章構成　第1楽章のチェロで奏される開始部分はスケール雄大で　交響曲第3番「英雄」と双璧ではないか　第2楽章はアレグレット　内容が素晴らしい　第3楽章はアダージョでメスト(沈痛に)の指定がなされ　感情がたいへん豊か　終楽章は壮大　
このように全曲を通じて充実感あふれる名曲であり　ベートーヴェンの全作品中5指に入ると言ってもよい出来映え　吉田秀和でさえ　交響曲第3番「英雄」と並べていたような気がする　何の本だったかな

　お雑煮を食べて鍼治療　だいぶ良くなってきたね　私は買ったオーディオの本を読む　結構難しいが面白い　帰宅後一度柿ばたけに行ってみたが足元がぬかるむので帰宅　何か仕事をしたがもう忘れた　昼になる

　昼はおうどん　天ぷらを食べるのを忘れる　温かなヨーグルトはうまし　ちょっと休憩　その後御用の松の手入れ　剪定だな　松の剪定はよくわからんので適当に切る　上部1／4思いっきり切る　

　途中で農協の機械屋さんがきてマメトラを見てくれた　色々してもらう

　暴れん坊将軍をお茶　新しいお煎餅を買ってきたので食べる　やはり高いのはうまい　風呂に入って夕飯だ

　夕飯は残り物　ご飯を炊いて　キャベツをとってきたが痛んでいたので元の量の1／4ほどになる　千切りにしてレンジで加熱　ソースをかけてついでにメンチ半分ずつ食べる　キャベツはおいしい　それに漬物に海苔の佃煮　もう一つの佃煮に蕗味噌　結構腹一杯になる　味噌汁はなく　中華のワンタンスープ　一人前を二倍にして作る　


　One thing I know is that the only once among you who will be really happy are those who will have sought and found how to serve.
Albert Schweitzer


大手拓次の日誌に　はかなごと　1月11日
　
　神田フランス書院でベルハレンの選集と　金子さんの現代哲学概論を買った　Yさんはほんとうにつつましい人だ


　　　はかなごと　
　あをさはしみて
　　　とほれども
　このはかなごと　
　　　わすられず
　かぜにおちちる
　　　実のごとく
　かなたこなたに
　　　きえゆけり