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2020年04月03日19:39

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無言歌は続く

 昨日よりいい天気だったが ミツバチさんは出そうででない 我が家入り口近くのが第一分封 物凄い分封だった 裏の古屋の中に しかも隅っこに 自分の間でミツバチさんの空箱を置いたら 一時間後には数十匹のミツバチさんが偵察に来ていた 多分ここに入るんだろう と云ふことでここに入れた

 今宵の音楽は  EMI Signature Series SACD
 モーツァルト:後期交響曲集 三枚組三枚目
 Disc3
 交響曲第40番ト短調 K.550
 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
 録音時期:1956年7月 1962年3月

 フィルハーモニア管弦楽団
 指揮 オットー・クレンペラー 40番か 一番有名かな モーツアルトが 貧乏のどん底でこの世をさったのは 1791年の12月5日のことであった 家には一文の金もなかったので 最下級の葬儀であった 遺体はその翌日 ウィーンの貧民墓地に葬られた そのひ 会葬者はほとんどなく 出棺の時にも妻のコンスタンツェもいなかった 小林秀雄の本に 新潮文庫で「無常と云ふこと」と云ふ中にモーツアルトが書かれてある 是非一度お読みすることをお勧めする 「疾走する悲しみ」と云ふ表現がある シューベルト も この曲を熱愛した一人で「この曲からは天使の声が聞こえる・・・」 と言って涙を流しながら聞き入ったと云ふ 第一楽章冒頭のヴァイオリンで奏でる第一主題がなんとも素晴らしい

 今宵二枚目の音楽は バロック名曲集 イタリア合奏団

 曲目1.アンダンティーノ・コン・モート ~ハープシコード協奏曲 ト長調より / 2.序曲(アレグロ) ~≪水上の音楽≫第2組曲 ヘ長調 HWV349より / 3.カノン ~三つのヴァイオリンと通奏低音のための / 4.レチタティーヴォ:アダージョ・アッサイ ~ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 作品11の5より / 5.合奏協奏曲 ニ短調 ≪ラ・フォリア≫ ~コレッリのヴァイオリン・ソナタ作品5の12より / 6.ラルゴ(オンブラ・マイ・フ) ~オペラ≪セルセ(クセルクセス)≫HWV40より / 7.弦楽のための協奏曲 ト長調≪アラ・ルスティカ≫ RV.151 F.??-11 / 8.アダージョ ト短調 ~弦楽とオルガンのための / 9.アレグロ ~合奏協奏曲 ニ短調作品6の1

 午後 見回っていると庭にミツバチの乱舞 分封したようだ どこかわからないが 多分サイロの近くと思われる 二箇所に分封群が留まる 困ったねえ どちらに女王が しばらく放置 残った蜂が 多く捕獲した方にくっついているので 多分こっちだろう と云ふことで3時近くにミツバチさんの箱に入れた と云ふことで今日はふた群れ確保 

 贈陳商 李賀

 長安有男児 二十心已朽
 楞伽堆案前 楚辭繋肘後楞伽案
 人生有窮詘 日暮聊飲酒
 祇今道已塞 何必須白首
 
 長安に男児有り 二十にして心已に朽ちたり
 前に堆く 楚辭をば肘後に繋く
 人生窮詘有り 日暮聊か酒を飲む
 祇今道已に塞がる 何ぞ必ずしも白首を須たむ

 現代語訳

 長安に一人の男児がいる
 二十歳にしてすでに心は朽ちてしまった
 楞伽経は机に堆く積まれ
 楚辞は肌身離さず持っているほどの者だ
 しかし人生には困難がつきまとうもので
 現在は日が暮れると少々酒を飲み憂さを晴らすような生活だ
 今まさに将来の道が塞がってしまった
 どうして白髪に老いるのを待つ必要があるだろうか

 科挙の道を閉ざされ 失意のうちに27歳で没す 後世 「鬼才」と呼ばれる つまり 鬼才 はこの人から生まれた と云ふこと
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