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2020年02月24日19:57

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無言歌は続く 

 朝から畑の幸運 耕耘 ほぼ午前中いっぱいかかる 昼にラーメン それにお餅を焼いて 茹でる麺の雪平に投入すること30秒 とおても柔らかなお餅に変身 醤油に水を加水したのに漬けて ノリで巻いて出来上がり 味噌ラーメンも3分後にできた

 今宵の音楽は ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番 [Blu-spec CD2仕様]
 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
 交響曲 第7番 イ長調 作品92
 指揮者 小澤征爾
 楽団 水戸室内管弦楽団 2014年 共にライブ 1812年 

 今宵二枚目は ベートーヴェン

 1. ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(録音時期:1962年5月14日)
 2. 交響曲第7番イ長調 Op.92(録音時期:1954年1月17日)

 ゲザ・アンダ(ピアノ:1)
 ケルン放送交響楽団(1)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 時間的に今宵は1だけ

 両曲ともキングやゴールデン・メロドラム社から出ていた盤は音質の点で問題がありましたが、当盤はオリジナル・テープからの復刻。素晴らしい音とダイナミックスが再現されていて、クナの凄さに改めて圧倒されます。(キングインターナショナル・・・拝借しました)

 午後は不動産屋さんの社長がやってきた おばさんが土地を手放したいといふので 調べてもらった 駅前通りに近いのでけっこいい値段がついた あとは交渉次第だ 急げば叩かれる 人の土地だから後はお任せ この話は15分くらい 二時間近くいてほぼ雑談 その後鉢屋さんが夫婦できて 床のお取り替え お手伝い 一箱もぬけの殻 一週間前はいたのだが 巣は綺麗なまま 誰かミツバチさんの巣を食べたいと云っていた 思い出しておこう 食べると甘い だって蜜で作っているのだから

 我が家に三木清全集がある が見つからない 全二十冊くらいあったはずで どこへ行ったのだろう 全集が見つからんなんてことがありえるだろうか 

 以前にも書いたがいい文章なので再掲 菅 茶山 「冬夜読書」
 
 雪 擁 山 堂 樹 影 深  雪は山堂を擁して 樹影深く
 憺 鈴 不 動 夜 沈 沈  檐鈴(えんれい) 動かず 夜沈沈
 閑 収 乱 帙 思 疑 義  閑かに乱帙(らんちつ)を収めて疑義を思ふ
 一 穂 青 灯 万 古 心  一穂の青灯 万古の心

 江戸漢詩選集より 小説「頼山陽」にも出てくる 菅 茶山 頼山陽の先生である この小説もとても面白いので読書を進める この漢詩は最後がいいね 一穂の青灯 万古の心 この詩を読んで 一穂の青灯 しか灯せない貧困を嘆いて酒を飲むか 雪に凍える萬民を思うか それとも雪は豊年のしるし と喜ぶか しかし今年は雪不足 ひょっとして雪解け水がなくてダメになる作物が出るかも せっかくだからおおよその意味も書いておこう でも原文のままの方が格調がある

 雪が山中の家をうずめていく 樹木も雪に深く掩われている 風もやみ軒の風鈴も動くこともない 夜は沈々とふけてゆく
 静かにとり散らかした書物を整理しながら 疑問の箇所を考えつづけていると 稲穂のような青白い灯火が 大昔の聖賢の心を照らし出してくれるように思われてくる 
 
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