無言歌は続く　

　日曜日　農家飯を見て　野菜の時間も見てのんびりだ 9時半から地元の役についたので集会　それまでに除草剤を母が撒くといふのでそれをつくっておく　それになんだったかな　忘れた　集会は30分くらい　帰宅後ジャガイモ掘り　デジマと云ふジャガイモ　昨年はよくできたが　今年は雨が多すぎて割れている　食べるには構わんか　それにアンデス赤　まあまあ　それに紫のジャガイモ　シャドークイーン　どうもこれは秋向きだはないようだ　来春にもっと作ろう　調理するとものすごく素敵な紫芋である

　今宵の音楽は　『パスカル弦楽四重奏団の芸術』(32枚組)
　CD 13　モーツァルト
　弦楽四重奏曲第18番 イ長調 KV 464
　弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 KV 465「不協和音」
　弦楽四重奏曲第20番 ニ長調 KV 499「ホフマイスター」
　「協和音」はよく響いて音の濁らない和音のことである　「不協和音」は　響きが悪く　音に濁りを生じる和音のことである　後者はよく人間関係にも使われることがあるようだ　現代人が想像することのできる「不協和音」とは一線を劃すものと捉えたほうが賢明だ　モーツアルトの時代　ちょっと聴き慣れない音が入っている　と理解しておればなんの問題もない

　今宵二枚目は三橋美智也　ヒットアルバム　　ネットにあるかと思ったが見つからず　懐かしい歌声と曲が日あっている

　昼にいただいた焼きもをたべる　半分ずつ　それにソーメンスープ　午後は知人が来て　残っていたキウィを全部収穫して　ついでにみかんも収穫して帰っていった　花屋さんもきて　来週梅枝を取りに来るといふ　この花屋さん　料亭に出す梅枝を我が家から持っていく　最近料亭が減って注文も減ってきたとのこと　そういえば私は他にもう一軒懇意にしている花屋があるな　男のくせに花好きだからな　

　午後も梅枝を切っていた　でも3時にはやめた　母が既にけんちんを作っていた　けんちん汁は作り立てが一番美味しい　これをたくさん食べたいのでおかずは　焼売二つずつ　金平　けんちんうまし 芋は殿様芋を使用　殿様芋　昔　殿様しか食べることができなかったといふお芋さんである　

　さて以前聞いていたNHK 夜7時20分からの朗読　しばらく聞くことにした　捕物帳　詳しくは忘れた　西田敏行と竹下景子の二人の朗読劇　登場人物は複数いるが　声はこの二人が受け持つのみ　ここ幾年か聞いていなかったが　面白そうなので再び聴くことにした

　といふことで今宵二枚目は8時から　

　三十一歳を一期にして　項羽はこの日　自決した　自分がいては足手まといになると　項羽に先んじて寵姫虞美人が自殺　彼女を葬った塚から咲き出た花　それが虞美人草だと言われている