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2019年11月27日20:04

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無言歌は続く 

 なんとなく曇天 午後から雨 といふよほう それじゃ切った枝を燃やそう 体が温まる と母が云ふので前の畑 積んである梅枝とゆずの枝を燃やす 流石に生枝は燃えにくい それでも燃やす 朝8時半から10時半まで枝をどんどんくべて燃やす 最後の方に 自分と同じくらいの梅の大木を引っ張ってきて火の中へ 二本 

 今宵の音楽は 『パスカル弦楽四重奏団の芸術』
 CD 08 ベートーヴェン   アルトゥール・バルサム(ピアノ)
 ピアノ四重奏曲第3番 ハ長調 Op. 152  これだけ残して今日聞いている

 今宵二枚目は シショスタコーヴィチ:交響曲第5番
 1959年の若さあふれるバーンスタインのショスタコの5番かと思ったら 1979年の録音であった なんとなく憧れた一枚 自分に音楽の才能があったら 指揮してみたい一曲だ ジャケは本来のジャケが写真1だが 我が家のはドラクロワの 民衆を導く自由の女神 のジャケ パリのルーブルにある CDのジャケはもっと暗い

 今宵三枚目は 美空ひばり 昭和の名曲を歌う3
 1. 王将 2. 兄弟船 3. すきま風 4. みちのくひとり旅
 5. 兄弟仁義 6. なみだ船 7. 新宿情話
 8. 別れの一本杉 9. 黒い花びら 10. 男なら
 11. 裏町人生 12. 赤城の子守唄 13. 男の友情
 14. 流転 15. 風雪ながれ旅
 16. 無法松の一生 ( 度胸千両入り )  一応半分くらいまで CDである

 昼に冷凍してあるうどん二種類を 昨日残った白菜と厚揚げの残りに加水して煮込みうどん 具をブロッコリーとカリフラワーを追加 相変わらず昼飯旅を見てちょっとお買い物 燃やし薪はほぼ灰になる 母が 火種を頂戴と言って二輪車を持ってきた 裏で今度は燃やすといふので太いまだ熱々のをシャベルで二杯 ここには紫陽花の切ったものとか落ち葉等がある まだ葉っぱがついているので結構濡れているが 火付けの名人 構わずどうにか燃やし始める 煙がもうもう 乾いたものを燃やせば煙はあまり出ないが 濡れたものは煙を生じる 夏なら蚊がいなくなる 2時半にはほぼ燃やす ちょっと早いがお茶を飲む

 夕飯に大豆ハンバーグを半分ずつ ニンニクを2ミリくらいにカットして一緒に焼く ちょっとカリッとしてうまし 母がパクパク食べて わたしはふたかけ それに青梗菜四枚をレンジで加熱して 適宜切り分けてドレッシングをかける 小皿に金平 今宵もこれだけっか 歩数計によると今日は15000歩 食事は少量でも生きて働くことができる見本である

 ふと萩原朔太郎を読んでみる 「再会」

 皿にはをどる肉さかな
 春夏すぎて
 きみが手に銀のふほをくはおもからむ。
 ああ秋ふかみ
 なめいしにこほろぎ鳴き
 ええてるは玻璃をやぶれど
 再會のくちづけかたく凍りて
 ふんすゐはみ空のすみにかすかなり。
 みよあめつちにみづがねながれ
 しめやかに皿はすべりて
 み手にやさしく腕輪はづされしが
 眞珠ちりこぼれ
 ともしび風にぬれて
 このにほふ鋪石(しきいし)はしろがねのうれひにめざめむ

 悲哀を感じる

 「心こそ 心こそ 死ぬことのない命なの」  堀口大学の詩が思い出された

 人生の秋 秋も11月が限りか 12月は秋とは言わんな 師走 もうそんな時期か そういえば既にもち米も買ったし 月日の経つのは早いものだ シェークスピアは人間の一生を「束の間の灯火」と言ったし 李白は「浮生夢の若し 歓をなすこと幾許ぞや」 俳人小林一茶は江戸の時代では珍しく64歳まで生きたが 「露の世は露の世宛然」と吟じた 昔の人は人生が短いことを嘆いたものだが 昨今は人生100年だそうだ
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