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2019年10月22日19:48

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無言歌は続く

 終日雨 暇なのでテレビを見る 何処もおんなじ 10時 昼の用意 蕎麦を湯がいて かけそば風に 茹で上がった麺一人85グラム 昨日もらった肉まんを半分ずつ 仕事をしなかったので昼も少なめだ 相変わらず えー これだけ って量だね

 今宵の音楽は Gounod: The Gounod Edition (15CD)
 Disc1-3
  歌劇『ファウスト』全曲

 プラシド・ドミンゴ(テノール)
 ニコライ・ギャウロフ(バス)
 ミレッラ・フレー二(ソプラノ) 
 パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
 ジョルジュ・プレートル(指揮)
 録音:1979年(ステレオ) オペラの題材は ドイツの文豪ゲーテの劇詩『ファウスト』が使われた  ちなみに日本で最初に上演されたオペラは このグノーの『ファウスト』だと言われている 真偽は定かでない 今年の2月に買ってようやく今日から聞く 原作ほどドイツ的ではなく せつなく甘やかに そして痛切に綴られ フランス的な様相を呈している 悪魔に魂を売り渡して若さを手に入れたファウスト博士と 無垢なマルグリートの恋と悲劇の物語は グノーの流麗な音楽と相まって 悩ましい 生涯に一度は ゲーテの「ファウスト」をお読みいただけると 人生が深くなると思います 最初からでなく 拾い読みでも名句に出会える なおジャケは二枚目だが 同じ内容で三枚目のジャケもある 三枚目のジャケはすてきだ

 雨なので午後からおばさんに柿を持っていく そしておしゃべり 一時過ぎにテレビを点けて新天皇のお言葉を聞く ところで 招かれた有名人の中に 沖縄の高校一年生の少女がいた 昨年の沖縄の慰霊碑の日に平和を訴えた少女 自衛隊を明記しようとしている自民党が推薦するはずもなく 誰が推薦したのだろう 自民党や安倍総理にも反対できない力がないと 反戦を訴えた少女を皇居に来させることはできない 

  さて今日は 中原中也忌 詩人・中原中也の1937(昭和12)年の忌日 よく読んだね 若い頃は詩をよく読んだ 大岡昇平が「中原中也」といふ本を書いているので これを読むと彼のことがおおよそわかる 手持ちの文庫はボロボロだ 帰郷より

  心置き無く泣かれよと
  年増の低い声がする
  あゝ おまへはなにをして来たのだと
  吹き来る風が私に云ふ

 書簡に

 私は透明な秋の薄暮の中に落ちる 戦慄は去った 道路のあらゆる直線が甦る あれらのこんもりとした貧婪な樹々さへも闇を招いてもゐない  

 貧婪・・・たんらん どんらん どちらも可
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