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2018年12月11日19:03

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無言歌は続く

 今日は寒い 今年最高に寒い朝 それでも大工さんは朝8時には来る 我が家は8時半から作業 柿の肥料作り 母はいただいた卵を持って友達の家へ 二日連続のお出かけおしゃべり 私は肥料作りに精を出す と言っても 肥料を組み合わせて撹拌して再び肥料の袋に入れて といふ感じ なんとかしているうちにお茶を飲む 今日は大工さんの他に左官屋が来た 80歳で二階の屋根で作業している 驚いたね 私じゃ登れん高さだ 足が竦む

 今宵の音楽は 31枚組CD 4度目の音楽
 《CD25-27》ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』(全曲)
 ビルギット・ニルソン(イゾルデ)
 ジョン・ヴィッカース(トリスタン)
 ルート・ヘッセ(ブランゲーネ)
 ヴァルター・ベリー(クルヴェナール)
 ベングト・ルントグレン(マルケ王)
 スタン・ウンルー(メロート)
 ホルスト・R・ラウベンタール(牧童 若い水夫)
 ハラルド・プレーグルヘフ(舵手) 他
 ニュー・フィルハーモニア合唱団
 フランス国立放送管弦楽団
 カール・ベーム(指揮) ジャケは右真ん中 両手を広げている
 1973年7月7日 オランジュ古代劇場でのライヴ ニルソンといえばイゾルデか 既に3回も解説しているので簡単に

 絶世の美女王女イゾルデ 自分の婚約者を討った男とは思わず トリスタンの傷を介抱するうちに愛してしまい その葛藤お互いに苦しむ 死のうとして飲んだ薬は なんと愛の媚薬であった 深く愛し合う2人の悲劇的な運命が描かれる で十分だろう

 昨日麹漬けをしたタクアン 糠漬けにしたのが沢庵和尚 そのタクアンさんが亡くなったのが昔の今日である 朝廷と幕府の間に起こった「紫衣事件」 出羽国上の山に流罪 吉川弘文堂の日本史年表には出ていない事件 日本史辞典というのがあるはずだが久しく見ていない さて今何処に 沢庵和尚 流されてもめげない 今で云ふ処の山形郊外 上の山温泉である 北国の農村はどこも同じように 寒い冬に備えて秋口から野菜の漬物が作られている 一応流刑中の沢庵和尚 農家の人々とともに研究して 干し大根を糠と塩で漬ける「貯え漬」を考案 寒期のビタミンCの補強である その後罪を許されて江戸は品川の住職になり とある日 三代将軍家光が来訪 あまりに突然のことなので接客の方法もなく 取り敢えず 貯え漬 で家光をもてなしたところ大好評で 家光が 「沢庵漬け」と名付けたが良かろうととのお言葉  こんなのもある

  大香のものとは聞けど聞けど糠みそに打ちつけられてしほしほとなる

 今でも沢庵漬けは旅館でも食べ物屋でも出てくるし弁当にもついている 日本人は少なくとも年間二、三本は沢庵漬けを食べているようだ 我が家は麹漬 暮れには食えるかな 一度あげると催促が来るので 今年は漬けなかったと言っておこう

 今宵は7時半から久しぶりにテレビを見る NHKの大阪メロディ あと30分か 今宵は3枚組の1枚目で終へるとしよう
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