朝からなんとなく曇天 降っているようなそうでなひような と云ふわけで 母がつくった切り干し大根を小屋にしまったり そこそこの雑用 母はお寺にお経に行った 帰ってきたら 格別することがなひので 友達の家に行ってくると云って再び母は出かけた それぢゃと云ふ事で昼の用意 まだ十時を過ぎたばかり 畠でキャベツをひとつ収穫して 半分に菜切り包丁で切り レンジで温めたあと 300ccほどの水をいれてコンソメを半分入れる 約一時間半コトコト 味は当然薄いのでダシ醤油を大さじひとつ加える 序でに夕餉余ったご飯も入れる ご飯が水を吸うので再び200cc加水 これがきょうの昼ご飯で まるっきりキャベツ鍋か ベーコンでも入れればよかったかな 超薄味で 沢庵と合わせれば 乙な昼食であった
午后はマイナンバー用の写真を撮りに写真屋さんに行ったら日曜休み 母が 折角でたのだからと云ふ事でオフハウスへ 30分ほど暇をつぶして帰宅 私は本屋に行くつもりが気が変わって似たようなリサイクル店へ レコードを購入 三枚買ってみた 300円なり
一枚目 カラヤン クリスマス協奏曲集 解説は黒田恭一
二枚目は バッハの無伴奏チェロ組曲 一番から三番まで フランス・ブリュッヘンの編曲で 彼自身のリコーダー演奏曲 1973年 藤沢で収録されたものだ
三枚目は 竹宮恵子 過ぎ行く時と友達 帯には ロベルティーノが タグが そしてアンドレアが 今 歌の中によみがえる とあるが意味が判らん 聞いてのお楽しみだ
今宵一枚目は 実は午后もすこし聞いたのでその続き シューベルト 歌曲集「冬の旅」全曲に 五つの歌曲 ディースカフの赤盤レコード二枚組 ディースカフ 初のステレオ録音盤である いま二枚目前半 最後の曲 これを聴いたら裏返すか
今宵二枚目は 竹宮恵子 のレコード 子供が歌っているのだが結構うまひ おもしろい企画だ ネットに出せば 結構いい値がつくかも
さて重複した「辞世のことば」 重複した方が初版で 手持ちのが第6版 結果オーライか もっていた方が年期が入っている それだけ読んでゐると云ふ事か
さて十二月十三日と云へば 建礼門院平徳子が崩御された日である しかもなくたった年も一二一三年 何と云ふ偶然 書いていてほんとかしら 思わずそう思ふ 彼女は高倉天皇の中宮 太政大臣平清盛の娘 そして安徳天皇の母后である ここまで書くと実にすごい女性と思えるが さに在らず 壇ノ浦で 二位の尼に抱かれて入水した幼帝に続いたのだが 運が悪く救い出された 後 黒染めの衣に身を包んで 余生はかの寂光院で過ごした
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