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2015年05月11日20:01

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無言歌は続く

 毎日の加水作業で お疲れなのでちょっと川越の種屋におしゃべりと休憩をしにいったが 結果 苗が20本以上増えた 植えるにも 雨が降らんでは植えるのに大変だ 今度颱風が来ると云ふが どのくらいの雨を持ってくるのか それが問題だ 作物と云ふのは 肥料も大切だが 水もすごく大切で しかし多すぎれば根が腐る ちょいとむずかしい

 さて今宵はまだまだ鮫島有美子 ゴンドラの歌 日本叙情歌集 スミレの花咲く頃 ゴンドラの唄 上海帰りのリル 君の鳴は リンゴの歌 等々 よくドライブなどで聴いたCD しかしいまこうして金をかけた再生装置で聴くと 声楽家と云ふの 恐ろしいほどいい声をしている たまに昔の歌謡曲かフォークのレコードを聞くが むかし ラジオで聞いた曲とは思えなひほど いい録音状態で 自分の再生装置で一度聴くと ラジオに持っていって聴くと云ふ事は少なくなる たまには 気楽に聴くためにCDラジオを使ふ事はあるけれど いやしかし 声楽家の声は美しくふくよかである

 午后からは加水作業に枇杷の選定 ここ幾年か枇杷がならんので 少しずつではあるけれど 樹形を縮めている 大き過ぎると 作業が大変だ 蜂屋さんも来て 颱風に備えて蜂箱を入念に手入れをしていった それに柿の手入れ 新芽を欠いて日当りと風通しを良くする作業だ 何しろ消毒が少なひので 手間はかかる 葡萄やなし屋さんは 四月からもう五回くらい消毒をしている 我が家は年に三回である 普通は二十回以上が多ひ

 さて 和銅年間と云ふからには 700年ころ 一寸調べたら 708年が和銅元年であった この日 日本で初めての銭がつくられた 銀銭である 銭はもっと古いが 銀銭はこの日よりつくられて 江戸時代はこの銀が標準通過となった 時代劇でもよく一分銀 とか聞く この銭である 日本は古くから金より銀の方が価格がたかかったようで 東京の銀座はその名残である 「銀座」 と云ふものがあった と云ふ事で 昔は金が安く手にはいると云ふ事になる 銀で金が安く買える国 日本 マルコ・ポーロは この国を称して「黄金の国」と描いたのは あながち噓ではなひ 江戸時代ポルトガル貿易で銀で金を賈ふので 金が不足して佐渡の金山が発掘された よく時代劇でも 山師 と云ふのが時々現れて 山に金があることを探すひとがゐる たまには当たるが 当たらん事の方が多かった由 山師と云ふ言葉の発端はこの辺りから出ている しかし時代劇では金ばかり探しているが 江戸時代は それ以前からおよそ明治にはゐるくらいまで十二世紀あまり この国は銀本位制であった 銀を探す山師と云ふ本に出会わんのは いったひいかなる理由によるのだろうか 松本清張の 西海道奇譚 と云ふ本にはこの山師が出ていて物語も結構おもしろい が 読んで内容も知っているし 問題は 本がなひ 実はわたしにはそんな本は多ひ 司馬遼太郎 藤沢周平 松本清張 山岡荘八 吉川英治 ほぼ作品の多くを読んでいるが 持ち合わせているのは数冊だ 特に前半の三人は ほぼ全部読んだ記憶がある 比較的持っているのが司馬遼太郎 龍馬が行く 菜の花の沖 坂の上の雲 気づいたが持っているのはほとんど文芸春秋社の本が多い 新潮社は「胡蝶の夢」くらいか 藤沢さんも4.5冊 清張さんも四五冊 

 今日は朔太郎の亡くなった日か 今宵は彼の詩でも読むとするか それにしてもよく脱線する日記である 誠によく訳の判らん話になって行く
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