今年も京都の浄土宗のお寺が特別公開される浄土宗寺院大公開が開催されています。
京都府内は約６００もの浄土宗寺院があるそうです。
そのほとんどが家族運営の小さなお寺が占めています。
１９日に公開されたのは下京区本塩竃町のお寺です。
この地域は下寺町と呼ばれ、浄土宗のお寺が所狭しと軒を連ねています。
これといった見どころがあるわけではありませんが、そのアットホームな雰囲気が面白いです。
数あるお寺の中で、最も印象に残ったのが蓮光寺です。
ここは長曾我部盛親のお墓や駒止地蔵など見どころに富んでいます。
本尊の阿弥陀如来像は快慶作。
ご住職のお説教と説明が面白く、ついつい長居してしまいました。
人の気持ちをつなぐの上手で、逢坂の関のくだりではうなぎのかねよはおいしいけれど値段があがりましたなあとお坊さんらしからぬ発言も。
これで拝観料はいらないというのですから、なかなか粋な企画であります。
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