BRING YOUR OWN BOOK 8人 説明とプレイ55分
各々の好きな本を持ち寄って大喜利をするゲーム。最初kobaさんがこのゲームを持ってくるとコメントしたときに漠然としかどんなゲームか知らなかったので出がけに本棚から掴みやすかった村上春樹の短編集をなんとなしに選んだのですが、短編だとまずいかなと思って近くにあった「国境の南、太陽の西」も持っていきました。タイトルを見たとき「あ、春樹の中で一番のエロホラー小説(随分と誤解を生む表現です)」と頭にふっと浮かんでしまった。初期の4部作は何度も読み返したものだけどこの小説は2度くらいしか通して読んでいなかったのですね。ゲームで遊ぶには小説でなくても良いので旅行パンフレットやボードゲームのルールで戦うメンバーもいました。ぴーかんさんがネタ本を持ってきていなかったので国境の南を使っていただいて、私は短編集を使って遊びました。序盤は感心するネタを次々と披露するサチコさんが先行。「マリア」のルールブックを持ったつばささんがどんなお題がきても安定して爆笑を取る万能さを魅せ「マリア」最強説が流れる中盤。Kazuna*さんとlainさんが旅行のパンフレットにはエモいフレーズが無いと悪戦苦闘。ぴーかんさんもお題に沿った文字数制限を破りながらポイントを獲得したりとそれぞれの見せ場がありました。解答の仕方もありますが、作家さんの癖というか傾向というかがはっきりと表現されていた印象が驚きでした。あすまーさんが、こんなんだったらもっと本をじっくり選ぶべきだったということを言っててさもありあんと思うのでした。勝者は「カンガルー日和」でした。
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