2017/06/04

2017/05/20　夜の魔王城からの脱出

前回よみうりランドで開催した遊園地からの脱出ゲームは2012年のこと、もう５年も前になるんだ。この頃はリアル脱出ゲームに触れ始めた時期で、トーキョーボウズ主催の脱出ゲームを参加する度に成功していたものだから、ここらで老舗のSCRAPも脱出できるかも！　とか思っていたけど難しすぎて時間制限があるものはまったく歯が立ちませんでした（笑）

↓過去のSCRAP公演参加日記

2012/09/14　ある廃病院からの脱出
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2012/09/17　エヴァンゲリヲン　消えたパイロットの謎
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2012/10/06　夜の遊園地からの脱出
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日記には書いていませんが「ある幽霊船からの脱出」のデバック公演と、去年は道玄坂のラボで開催した「忘れられた実験室からの脱出（再演）」にも参加しました。実験室からの脱出は事前に６人メンバーを固めて臨んだのが功を奏したのか一番核心まで迫れたと思います。結局脱出には失敗したんですけどね、でもやっぱりお互いに顔見知りのチームでやるのは失敗したとしてもアフターの反省会も含めとっても楽しかった。

さて今回も脱出ゲームの前に遊園地ワンデーパスのセット券を購入したので長女と朝から遊園地で遊ぶ。出かけるのが予定より１時間遅れ道中でも渋滞で１時間遅れての到着でした。道は混んでいたけど園内はガラガラ。グッジョバができてからお客さんの流れがそっちに移ったからでしょうか、一番のウリのバンデッドが並ばずに乗れる状態でしたので早速乗りました。長女ももう何度か来ているので乗りたいものを順次指定しては乗っていきます。

そういえばグッジョバのオリジナルU.F.O.を作るアトラクションは以前行ったときは大混雑だったけど今日はどうかなと行ってみたらそれほど並んではいなかったので長女に記念に作っていただく。前は混んでて乗らなかったスプラッシュU.F.O.が40分の列でこの日一番長く並びました。富士急ハイランドの「ナガシマスカ」と同じく、水に濡れないようポンチョが100円で売っていて、スタッフさんも乗り込む前に真剣なまなざしで「大変濡れますがよろしいでしょうか？」と再三念を押されたのですけど、１回目は思ってたほどは濡れなかったんですね。なんだ、これくらいなら全然大丈夫じゃん、と思って２回目乗ったら見事にずぶ濡れになってしまいました。腰から下がびしょびしょのまま夜の脱出ゲームの前の腹ごしらえとばかりにシェーキーズのピザ食べ放題を食べに行きます。前回はゲームが終わってから帰りの道中でファミレスに寄って夕食を食べたのだけど、帰りが遅くなりすぎてしまった反省があり、時間を調整して少し早めに食事をとりました。

さて腹ごしらえも十分すぎるほどしていざ脱出ゲームへ。スタートはどこでやるんだろうと思っていたら「日テレらんらんホール」という屋根付きのところへ案内されます。入り口から結構歩かされるなと思いながらメインの階段を下りていくと魔王の手下に扮したスタッフさんが、「足元に注意しろよ〜、あせって怪我して魔王様の生贄が傷物になってしまっては困るからな〜」などとノリノリでお出迎え。スタッフさん、グッジョブです（笑）

脱出ゲームはボドゲ合宿に行ったメンバーに公開して同行者を募集して、事前に集まったのはいっささんのみ。チケットが売り切れてからジャンクさんも興味をもっていただいたのだけど予約の分が売り切れたら当日券の発売は無いとwebに書かれていたので泣く泣く不参加でした。でも当日だか前日だか（？）にツイッターで当日券あるよと情報が出たけど既に遅し、直前でしたので連絡はしませんでした。事前にチケットを購入したいっささんは直前になって仕事が入ってしまいこちらも泣く泣く不参加に。チケット代は戻ってこないのも痛いですよね。

後で分かったのですがツイッターで仲間を集めるための待ち合わせ場所を主催側で設けていて、ぼっち参加者でもチームを組めるようになっていました。私一人でしたらそういうのはとことん利用しようとするけど、今回は長女を連れていたので知ってても利用はしなかったでしょう。

説明が終わってゲーム開始、webには１時間の時間制限と書かれていたけど場所が広いからか70分の制限時間でした。早速最初の問題を解こうとするも、しょっぱなから問題が解けずつまづいてしまいました。問題のあった場所の近くに何かあるかもしれないとぐるぐる歩き回りますがまったく手がかりなし。そのうち30分経過のアナウンスが流れるとともに最初の問題のヒントが太陽の広場に張り出されたと告げられます。私はもうこの時点で敗北感極まりなく、あまりの自分の不甲斐なさにちょっと不機嫌になってしまったのは反省、完璧主義でいたい乙女座の短所が顕著に出てしまいました。なんとか自力で頑張ろうとするもあせればあせるほど良いアイデアは浮かぶはずもなく、仕方なしにヒントを見に行くと、ちょうどヒントを張り出している場所一帯が最初のアイテムをもらってある場所へ移動する際の最短ルートの通り道になっていて、なんとしても遅れを取り戻してやる〜、という勢い形相の流れに押されてこれまた不機嫌になってしました。もう大方の参加者が次の関門へ向かっている中、まだ最初の問題を一つ一つ解いているとあまりの進捗の遅さにしびれを切らしたのか司会進行のスタッフさんがやってきて分からないところは教えますよとマンツーマンで教えていただきました。1000人もの人を一度に動かすのでスタッフ側のタイムスケジュールというか、この時間までにここのエリアに居残りの人がいないようにするというデッドラインがあるのでしょう。ヒントが出てもまだ自力で、とか考えずにすぐ次のエリアへ移動しないといけないですね。

さて魔王に対決するべく思わずしんがりを努めることとなりましたが（笑）　次のエリアに到着して問題を見つけたとたんにそのエリアのヒントが張り出されたとアナウンスが、あのー、まだ問題を手にしたばかりなんですけど（汗）　ここではヒントを見る前に解き方がひらめいたので自力で解きたいとその場で座って正解を導きます。ヒントが張り出されたのに見に行かない私を見てスタッフであるTRAXさんが悪魔の手下に扮した体で「ヒントが向こうの○○に張り出されたぞ〜」と懸命に誘導してくれています。いや、わかっているんだけど、せっかく解き方が分かったので考える時間をくれ〜！という感じでした（笑）

でも問題は複数あってとてもじゃないけど時間が足りないのでここでも仕方なくヒントというよりはもう答えに近いような大ヒントを見て次のエリアに移動しました。

次のエリアはスタート地点近く。ここに着いた時には既に大ヒントが張り出されているというね、もう全然謎なんか解いてないよ（笑）　建物をぐるっとまわって広場に出ると中央にいまにも魔王が復活する直前という雰囲気のまがまがしい大きな卵がお出迎え。やっとラスト近くなのかなと最後の問題にとりかかるもこの時点でゲーム終了３分前。いや、最後の問題を３分で解くなんで無理でしょ、ということであえなく時間切れとなりました。

ついに良いところが一つもないままゲーム開始時のホールに向けて移動すると園内の思いがけない方向から人が大挙して押し寄せてきます。あれ、この卵の前が最後じゃないの？何で卵から遠く離れた場所から人が大量にやってくるんだろうと疑問に思っていましたが最後の解説で納得。まあSCRAPの謎は一筋縄では終わらないですよね、ひっかけというか、そういうものも意図して設定されていたけど、そういう引っ掛けにすらたどり着けず完敗です。帰り際に別でチームを組んでいたぢ〜ぷさん、さくやさん、響さんを見かける。ぢ〜ぷさんは○○までは行ったとのことでさすがです。

今回脱出ゲームをやってわかったことが一つあるんだけど、自分はどうしても脱出したかったんじゃないんだなと思った。脱出成功すればそれはとても嬉しいけどそれが最優先ではなくてお互い知った仲間同士で遊ぶことが一番なんだなと。今回はメンバー集めを必死にやらなかったのでこの点も反省。ボドゲも勝ち負けより一緒に遊んで楽しいと思うメンバーと遊ぶのが一番、大好きなメンバーと一緒ならクソゲーだって楽しい時間になるんだよね、このゲームクソつまんねー！　とか皆で言いながらさ（笑）


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