今年は雨の多い夏でした。
基本的に日本は雨の多い国ですが、
今年は夏の気温に影響を及ぼすほど多雨でした。
アウトドアでの基本雨具はレインスーツな訳ですが、
平地のアウトドアではそれにこだわる必要はないので、
傘などで間に合う事もあります。
便利なのはポンチョで、荷物ごと被ってしまえる上、
結構大きな一枚布の場合が多いので
簡易な棒と紐を使えば小さめのタープにも使えたりします。
軍用のものでは、いくつか併せてテントになるものもあったりします。
案外軍用のものは登山にも使えるように
ボタンの配置が工夫されていたりしますが、
ヨーロッパのものは降雨量が少ないせいか防水が弱いものが多いです。
雨の多い日本や全世界で戦うアメリカ製はさすが防水ナイロン系です。
そんな中で私が好きなのはレインケープです。
ゴム引きレインコートとポンチョの中間的存在で、
採用している軍隊は少ないのですが、
なかなか有用です。
私愛用の東ドイツ製のものは、ボタンの縫い付けが悪くてはめにくいのですが、
それさえ直せば、防水性はポンチョ以上、
ポンチョの弱点の耐風性もある程度カバーできます。
軍用だけあって表面は火や擦過にに強い綿布、裏に防水のゴム引きで、
雨天使用後の乾燥は遅いものの、損傷に強い利点もあります。
ただ、一枚布でないので応用性はありませんが。
最新鋭のレインスーツは通気性、耐擦過性に優れますが、お高いです。
登山の折は必要ですが、雨の平地キャンプを楽しむ位ならば、
そこまで必要ありません。
後始末が大変ですが、雨のキャンプもなかなかいいものです。
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