先日、掛かってきた間違い電話に気付かず話してしまった訳ですが、
話のずれに気付くまで数分かかり、思い込むと案外気付かないものだと。
こんなのが、電話系詐欺の基本なんかななどと思ったりします。
それとはちょっと違いますが、いたずら電話が事件の元になる
静月 遠火氏2010年の著作
「ボクらのキセキ」
まだ在庫豊富なメディアワークス文庫週間は続く訳で、
未来を予言したいたずら電話が現実になるミステリー作。
オカルチックな展開からの事件の進行は、オーソドックスな感じです。
論理的に考えたら、こう言うトリックなのは想像つくのですが、
登場人物の性格から話が飛び散るので、中盤くらいまで隠れている感じです。
"キセキ"と言う文言が入るタイトルから、
もう少し大掛かりな話になるかとも思いましたが、コンパクトでした。
読みやすい作品です。
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