最近、私の永遠の愛読書「駆逐艦キーリング」の新訳版が発売されたみたいで。
映画「グレイハウンド」の影響かな?
第二次大戦中、大西洋航路の輸送船団を護衛する駆逐艦長の物語。
護衛艦隊は連合国多国籍部隊、
主人公はアメリカ海軍のマハン級駆逐艦キーリング艦長で、最先任のため、
艦隊指揮官になったものの、アメリカ参戦間もないため経験は浅い訳ですが、
ドイツ潜水艦の攻撃を受けながらも、被害を最小限に抑える努力をします。
危機的な当直時間に練度の高い兵を如何に配分するか、援軍の来る時間を計算、
燃料から食事やコーヒー、トイレ時間にまで仔細な注意を払いながらも、
しばしば離婚した元妻の思いが顔を出したり、原作では当直交代が
非常に重要な鍵になっており、艦長の心理変化が細かく表現されています。
確か原作は「The Good Shepherd」シェパードだったのが
映画ではグレイハウンドになっているのが面白いです。
映画、ちゃんとしてればいいなあ。
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