今回のカードゲームは「シークレットエージェント」
1990年頃発売。デザイナーは黒田幸弘という、元々ウォーゲームを作っていた人。
プレイヤーは国家元首で、国力を上げることが目的。
このゲームの場合、闇部分を扱い、工作員による他国の妨害を主眼にしています。
国家元首は6種類、珍しいのは国名ではなく、
大統領、独裁者、宗教指導者などと表現。
技術カード集めが産業の発展。原子力、重工業、技術を持ち逃げする亡命者など。
終了時の技術カードの点数が高いプレイヤーの勝利です。
相手の集めた技術カードを正面から攻撃できる「災害カード」。
相手の手札はスパイカードで攻撃。
選ばれた手札が国家元首なら暗殺、技術カードならば放棄。亡命者の場合は横取りなど。
アクセントとして、特殊能力を持つスーパースパイカードなども存在します。
結構複雑ですが、決断の選択が明確で、ゲーム自体は1時間ほどで終了。
運の要素も介在しますが、選択を誤らなければ全員に勝機があります。
案外まじめに面白いのですが、あんまり流行らなかったのは、
結構ルールが複雑で取っ掛かりにくかったせいかもしれませんね。
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