私の弟が50歳の時に脳梗塞を患ったのですが、
その時、血糖値が上がっていて偶然なのかなと思っていたら
先月末の神戸新聞に血管の老化によって体の脂肪細胞の機能が低下し、
糖尿病発症につながる仕組みを発見したと、神戸薬科大の教授が発表したと。
血管老化が、他臓器の疾患の直接原因となる事を証明したのは、世界初だそうで。
今回の研究で、血管内側の内皮細胞を通常の過程で老化したもの、
意図的に老化させたもの、若いものの三種類を用意。
それぞれから出た物質が混じる各培養液で脂肪細胞を育てると、
若い内皮細胞以外の培養液で、脂肪細胞が早期老化すると。
細胞は老化すると、体内で炎症を起こすタンパク質などを分泌、
健全な細胞に悪影響を及ぼします。
老化した血管内皮細胞から出たタンパク質が、脂肪細胞に影響し、
血糖値を下げるため脂肪細胞にブドウ糖を取り込むシグナルを
タンパク質「IRS−1」で伝達。それによりインスリンを分泌します、
そのたんぱく質が老化した脂肪細胞では減少。脂肪細胞が老化すると
インスリンの作用不全を起こし糖尿病リスクが高まるそうです。
糖尿が血管を破壊すると勝手に思っていたのに、なんだかあべこべの話かなと。
老化は遅らせはできても、止める事は難しいので、注意が必要です。
医者に言わせれば、「タバコ、呑み過ぎ、食べ過ぎ、偏食」がだめなんだそうです。
弟、3/4で当たりです。
酒は飲まず、煙草はやめて、偏食は矯正中、食べる量は要注意です。
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