世の中の流行と言うものは、うつろいやすく、残酷なまでに明暗が分かれるそうです。
一時期流行った、ナタデココなどは、
空前のブームからその終焉までの時間が短かったせいで、
東南アジアの農家や加工場が増産体制に入った途端に、終わってしまいます。
まあ、そんなに美味しいものとも思わなかったので、熱が醒めたのでしょう。
そんな中、なんだか世の中はタピオカミルクティーが流行っているそうで。
神戸新聞によると、タピオカの原料は、
東南アジアや南米で食用としてる栽培されている熱帯性の植物「キャッサバ」のイモ部分。
イモを水にさらしてできたでんぷんを練り、丸く成型した粒がタピオカなのだそうです。
タピオカミルクティのカロリーを調査したところ、
Mサイズカップ(約 450ml)で400キロカロリー前後。
これは、ごはん大盛1杯分、シュークリーム2個分、塩ラーメンだと1杯、
ビール中ジョッキ3杯分と同等なのだそうです。
ほとんどが糖質。食物繊維やたんぱく質、脂質はほぼ無しで、
栄養学的にはカロリーを摂取しているだけだそうです。
逆にハードなスポーツや肉体労働をする人には、手っ取り早いエネルギー摂取源になると。
まあ、芋のでんぷんだと確かにカロリーは高くて当然です。根に栄養を溜め込んでいますから。
主食のカロリー部分だけを抽出して固めるなど太る要因になるのは火を見るより明らか。
これは、飽きた、熱が醒めたの類ではなく、
女性のダイエット上の理由でブームの終焉が来るかもしれませんね。
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