会社の90周年記念のハワイから帰ってきたわけですが、アメリカは初めてでした。
何でしょう、何気にいろいろ歩いてみたのですが、観光地を一歩離れると、
沖縄みたいなコンクリートの家が並んでいて、ハワイのイメージでは無いなと。
街中で印象に残ったのは、ほとんどのゴミ箱が分別されてなくて、
たまに分別ゴミ箱があっても、誰も気にしていなかったのが印象的です。
そんな中、AFP通信によると、
これまで、中国に売っていた紙やプラスチックなどの資源ごみ、その再生材が汚染されていると、
中国政府が資源ごみの輸入廃止したため、業者に頼んで有料で処理しているそうです。
1992年以降世界中のプラスチックごみの72%が中国と香港に送られていたのですが、
中国政府は先ごろ、世界のごみ箱/再生分別箱になることを嫌い、
新たな環境政策で今年1月以降、大半の古紙とプラスチックごみの輸入を中止。
アメリカの廃棄物処理業者は、
中国が2020年までにすべての資源ごみの輸入を取りやめる可能性があり、
残された期間が2年足らずという短いものだそうです。
多分、数か国単位でも、中国が引き受けていたほどの量の廃棄物を
受け入れられるところはどこにもないのだそうで、
ペットボトル類を買い取ってもらい、また国外の業者にボール紙を送る事はできても
ミックスペーパーやミックスプラスチックは無価値で、業者にお金を払って処理しています。
アメリカのリサイクル施設の中には、プラスチック類と紙類を分別せずに、
埋め立て地に送ってしまっているところもあるのだそうです。
記事は最大の問題は、中国がこの業界に対して、
新しいシステムに移行する猶予をほとんど与えなかったことだ。
と業者は言っているみたいですが、
新たな市場や資源ごみの新たな用途を見つけなければ、
収拾つかない量になり、埋め立て量はうなぎ上りになりそうです。
首都ワシントンは、再生利用する資源ごみに1トン当たり約8500円、
発電用に焼却されるごみには1トン分約5200円を支払っているそうで、
リサイクルすればするほど高くつくことになるそうです。
何だかおかしな話になって来ました、
ログインしてコメントを確認・投稿する