報道によると、アメリカと北朝鮮との交渉があまり上手く言っていない様子、
お馴染みの北朝鮮による言質の変化が要因みたいです。
そうなると経済制裁は続行され、北朝鮮のミサイル開発は自身の経済との
にらめっこになって来ました。まあ、アメリカに取って損得が無い状況です。
韓国大統領の制裁効果の横取りが目立った今回は、単に時間の無駄でした。
今回、アメリカは結構我慢しているのではないかと思います。
中東の国家がこんな事言い出したら即粉砕でしょう。
ここいらは武器のデモンストレーションも兼ねているのですが、
北朝鮮の通常兵器は時代遅れなので、撃破しても宣伝にならない側面もあると思います。
まあいろいろと取り沙汰されるアメリカの正義ですが、伝統的に荒っぽいようです。
1804年の大統領選挙、アメリカ合衆国副大統領アーロン・バーは
ジェファーソン大統領の副大統領候補として出馬せず、代わりにニューヨーク州知事選に出馬。
財務長官のアレクサンダー・ハミルトンは1792年の大統領選挙でのバーの副大統領候補選出に反対、
1798年にはバーが准将に任命されるのを防ぐためにワシントンを通じて攻撃。
法曹界に於いて長年のライバルの二人は、事ある毎に対立します。
とうとうハミルトンは知事選の際にはバーへの侮辱的な演説を行います。
それに対しアーロン・バーは決闘を申し込むことで応えます。
1804年の本日、7月11日にバーとハミルトンはニュージャージー州で決闘を行い、
下胸部に銃弾を受けたハミルトンは翌日死亡。二つの州に於いて殺人罪で告発されたものの、
審判されること無く、ワシントンD.C.に戻り副大統領としての任期を全うしたのだそうです。
全く力が正義の典型例、他人に裁可を仰がず。
と言う習慣は現代でこそ、国内では選挙だどうだと言ってますが、
国家間では全くと言っていいほど、省みられていないと思います。
この決闘事件を見るに、アメリカの政治はくだらない喧嘩を売って決闘する、
力で解決する、先住民やメキシコから領土を掻っ攫ったこの時代を体現していそうです。
そしてその体質は湾岸戦争、イラク戦争を見てみると、なんら変わりないように思えます。
まあ、アメリカからしたら喧嘩と言っても北朝鮮などと戦闘になっても一方的に
爆弾をばら撒いて、期限切れ前兵器の在庫一層セール程度なんでしょうが。
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