古くなったオモチャデジタルカメラの電池が膨らんでいたので、
まあ、中華のオモチャだから仕方ないかと、リサイクルボックスに放り込んで来ましたが、
これが、下手に充電すると、燃えたり爆発したりするので要注意です。
clicccarによると2020年代前半を目処に、トヨタ自動車が、
リチウムイオン電池に代わる「全固体電池」を実用化、
既存のガソリン車と遜色無いEVの実現を目指しているそうです。
2017年12月に「全固体電池」開発などの協業でパナソニックと合意。
「全固体電池」は従来電池比でイオン伝導率が約2倍、出力が3倍以上なのだそうで、
多くの電力が必要となる発進時や加速時などに効果的で実用化が期待されます。
今回、滋賀県大津市で特殊ガラス製品の製造・販売を手掛ける日本電気硝子が、
世界で初めて正極材にナトリウム系の結晶化ガラスの全固体電池の室温駆動に成功したそうです。
ガラスの軟化流動性を活かしてイオン伝導性が高められ、
資源が豊富なナトリウム採用で供給不安が無い、
異常発火や有毒な硫化水素の発生が無いなどのメリットが有ります。
「全固体電池」は長寿命でエネルギー密度を高くできる可能性が高いことから、
EV用途として期待されています。
ナトリウムは次世代原子炉の冷却材としても使われる様子なので、
いろいろな用途があるようです。
リチウムイオン電池は液体を使用するから不安定ですし、
製造のコストや取り扱いも、問題です。
乾電池も液体電池の取り扱いを改善するためのものでした。
手始めにゲル状態とかになるかと思っていましたが、
一気に固体、しかもガラスになったのは驚きです。
違う話ですが、ダイナマイトも不安定で暴発するニトログリセリンを固形化したものですものね。
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