mixiユーザー(id:15425768)

2017年05月01日19:29

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産経新聞によると、アメリカ空軍地球規模攻撃軍司令部は先月、

カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から、

ICBM「ミニットマン3」の発射実験を行ったと発表。

アメリカの核攻撃能力を誇示する狙いがあり、

挑発行為を繰り返す北朝鮮を牽制する狙いがあるとの見方が広がっている。

発射実験はミサイルの命中精度や信頼性を確認するのが目的でした。

ミニットマン3は約6750キロ離れた西太平洋のマーシャル諸島クエゼリン環礁付近に着弾、

信頼できる結果が得られたと発表されました。


写真では、素晴らしい弧を描いています。

これが、宇宙探査のロケットだと素晴らしいのですが、

人工衛星も月ロケットも戦略ミサイルの副産物という側面があるのは紛れもない事実です。

現在、ミサイルは固体燃料のものが主力です。

即応性や寿命から、そうなっています。

探査機や人工衛星を打ち上げるのは、液体燃料ロケットです。 

細心の制御を行うには出力調整を細かく行う必要があります。

日本初の人工衛星「おおすみ」は空前絶後の固体燃料ロケットで打ち上げられます。

社会党(今の社民党)が液体燃料ロケットは核ミサイルに通じる、と国会で反対した訳です。

という事で、人工衛星打ち上げを固体燃料ロケットで行う訳ですが、

宇宙開発公団はウルトラCで成功させてしまいます。

皮肉にも宇宙開発は遅れ、

逆に早い段階で固体燃料ミサイルのノウハウを得てしまう訳です。

社会党の頭の悪い抗議は害にしかならず。

今、技術は追い付いたものの、商業ベースに乗せるコネクションに苦労しています。

円の安かったこの時代に、ロケットを商業ベースに乗せておけば、

今は生活の必需品となった人工衛星を安価で打ち上げられたかもしれませんね。
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