ギズモードの記事に、アメリカのアラスカ州ウナラクリートで見つけた
2頭のヘラジカの話は非常に興味深いものでした。
発見者は友人に「氷の上を歩く」という初めての体験をさせるべく川に向かいました。
そこで、戦いの途中、そのまま川の中で凍ってしまっている2頭のヘラジカを発見します。
アラスカ大学の生物学・野生生物学部学長は、ヘラジカの角は複雑な形をしているため、
戦いの最中に角が引っかかったまま死んでしまうことはよくあることと説明。
戦っている最中にお互いの角が絡まったまま川に落ち、そのまま溺れてしまったようです
2頭のうち1頭のヘラジカの頭蓋骨に角が貫通、このヘラジカが先に死んで、
そのまま一緒に水の中に落ち、溺れて凍ってたと推測。
負かせた相手の死体が執念のドローに持ち込んだ感じですね。
それにしても寒いのですね、何日くらい経過していたのでしょう。
勝ったヘラジカは、負けたヘラジカを見つめて、どう思ったでしょう。
なんだか井伏鱒二の「山椒魚」を思い浮かべます。
カエルの「うらんでいない」の声が聞こえてきそうです。
ログインしてコメントを確認・投稿する