ギズモードの記事によると、理化学研究所計算科学研究機構や神戸大などの研究グループは、
スーパーコンピューター「京」を動かすために必要な複雑なプログラムが、
短い数式を入力するだけで自動生成される手法を開発した、と発表。
数式に当たる約20行の指令から、3万行以上のプログラム作成に成功、
シミュレーション研究の加速が期待できるとの事。
最高水準の性能を持つ京は、高精度なシミュレーションが可能ですが
、能力を引き出すには複雑なプログラムが必要、時に数十万行になる事も。
グループは、このプログラム作成を自動化するスーパーコンピューター用の言語を開発。
試験的に地下での菌類の生態を、自動生成プログラムから解析に成功。
気象予測や地震、星の誕生など、に活用可能だそうです。
文庫本を1冊書く労力がはがき1枚分で済むようなもので、
計算科学の専門家以外も参入しやすくなるそうです。
ハードを利用するための準備時間を大幅に短縮するソフトウェアだと言う事でしょうね。
うーん、対象の範囲を格子状に区切った計算って何でしょね?
根本的に用語からわからない人間にとっては些か遠い存在ですが、
いずれ、そんな事さえ知らずにもスーパーコンピューターが使える時代が来るのでしょうね。
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