AFPの記事によると、
フランスの詩人ポール・ベルレーヌの愛人で詩人のアルチュール・ランボー殺害未遂の、
フランス文学史で最も有名な銃となった拳銃がパリで競売に掛けられ、
推定価格の7倍以上の約5260万円で落札されたそうです。
競売にかけられたのは、口径7ミリ6連発のリボルバー拳銃。
妻子を捨てて10代の愛人ランボーと駆け落ちしたベルレーヌは1873年7月10日、
2年間に及ぶ情熱的な情事に終止符を打つべく、ブリュッセルでこの銃を購入。
ホテルの部屋で2発発砲、1発はランボーの手首に、もう1発は外れて壁に当たります。
単純な別れはできなかったのでしょうかね。
銃はこの手の動機と行動を直結させる道具なので、やはり怖いです。
近年の事件では発生した殺意がどこへ行くか不明ですからますます怖いです。
詩人と言うだけに、感性も鋭いのでしょうね。
少し前まで、ランボオとの表記が多かった気がします。
澁澤龍彦のエッセイによく登場していました。
最後に武器商人になったのは、この事件と関係あるのでしょうかね。
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