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2015年10月13日23:54

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アメリカの疑惑

ウォール・ストリート・ジャーナル の記事に、中東の過激派組織「イスラム国」が

数百台ものトヨタ製四輪駆動車を使用していることについて、アメリカ政府がトヨタに対し、

ISがどういう経路で車を入手しているのか説明するよう求めているそうです。

イスラム国が公開している宣伝ビデオに決まって登場するのは

トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」と

多目的スポーツ車「ランドクルーザー」であると複数のメディアが報じました。

テロリスト集団の金融ネットワークを暴くことを狙った過激派対策プロジェクトの責任者は

「残念なことに、トヨタのランドクルーザーとハイラックスは事実上、

ISブランドのひとつになっている」と話した様で、

「トヨタが意図的にそこから利益を得ようとしているとは思わないが、

彼らは警告を受けたのだから、もっと何か手を打つべきだ」と述べたそうです。

ISが使用している車両に関する疑念は何年も取りざたされていた様です。

ISがトヨタの中古車を再利用しているほか、数百台もの新車を手に入れているとの事。

ISが隊列を組んで行進する最近の映像に映っている車両の3分の2余りが

トヨタのエンブレムのついた車両。残りは三菱自動車やいすゞ自動車、韓国の現代自動車など。

トヨタはアメリカテロ対策当局の調査に協力しているそうで、

戦闘やテロ行為に利用する可能性のある相手には車両を販売しない方針を表明。

トヨタはISがどういう経路で同社のピックアップトラックやSUVを入手しているのかは不明であり、

一度購入された車両が中間業者の再販や、盗難等の場合は追跡不可能だと表明しました。


欠陥車で無い限り、一般自動車の販売を禁止する理由は、

自国の産業保護の為の制限位です。

言、日本のオフロード車は車体価格の低さ、故障の少なさ、部品供給の豊かさ、

中古車の質が非常に良いなどの条件から、

海外で道路が未発達の国々では特に重宝な存在です。

例えば、チェロキーやシボレーがトヨタ車より性能が良く低価格であれば、そちらに向くでしょう。

もしそんな時が来る事があればこんな話をアメリカの自動車会社にするのでしょうか?

冷戦の時代からソビエトの貨物船は日本の中古車を満載し、

アメリカを筆頭に世界中で現地生産、

中東の金持ちは足代わりに大量購入している状況で、どうしろと言うのでしょう。

アメリカ人もここまで馬鹿なんだと逆に感心してしまいます。

過酷な状況に耐える民間車両を軍事車両と同一視、

アメリカの兵器が数々の紛争で登場した事はどうなのでしょう?

そちらの流れの方が大切だと思うのですが。



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