フォルクスワーゲンの排ガス不正の連日の記事を読んで、
ワーゲン関連会社がポルシェやアウディ、ベントレー、ランボルギーニ、ブガッティ 、
シュコダやセアトまで広範囲の会社が傘下だと初めて気付いた方も多かったでしょう。
自動車ではGMが同じ様に吸収合併で大きくなった経緯があります。
こうした経緯で大きくなった会社の特徴は吸収したブランドイメージ維持のため
開発費が分散して利益率が下がる傾向にあります。
要は、売れ続けなくては生存できなくなる。止まったら死ぬ鮫の様な存在です。
分野違いでは、シンドラーエレベーターも同様の仕組み、子会社によって設計が違うので、
整備も共有パーツが使いづらく、整備に関しても、相当複雑化するのは容易に想像がつきます。
儲けを出すにはどこか力を抜かねばならない構造です。
手の抜き所を誤ると、
ワーゲンの不正。GMの破綻。シンドラーの事故といい結果が見えません。
企業にとって新しい血は、高次元で融合せねばならない課題です。
単に買い入れただけでは、血は巡らないと言う良い例だったのかも知れませんね。
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