レスポンスの記事によると、排出ガス試験不正が発覚したフォルクスワーゲングループの、
イギリスにおける違法ソフトウェアを搭載車両の総数が公表されたそうです。
グループのイギリス法人、フォルクスワーゲングループUKが明らかに。
イギリスで販売された118万9906台が、この問題の影響を受けると発表。
違法ソフトウェアが搭載車の総数は世界で約1100万台。
イギリスは、1割以上を占める事に。フォルクスワーゲン地元の約280万台に次ぐ規模です。
英国での118万9906台の内訳は、
主力のフォルクスワーゲン乗用車ブランドが50万8276台で最多。
アウディが39万3450台、シュコダが13万1569台、商用車が7万9838台、セアトが7万6773台。
フォルクスワーゲングループUKは、
「顧客と販売店を、今後ともサポートしていくことを約束する」
とコメントしている様です。
この記事を見て思うのは、ワーゲンの不正以前にイギリスの自動車産業の凋落です。
これだけドイツから車を買う羽目に落ちっている状況。
実質的に大規模ブランドは外国資本の傘下です。
ロールスロイス、ローバー、モーリス、オースチンなど有名メーカーも存在し、
何より車に拘りのあるイギリス人という人種にしてこの有り様です。
イギリス時代最後のローバーは、既に車台はホンダ製でしたが、
最上級車は足回りやエンジン、内装もイギリスの意地みたいなものを感じられます。
友人の220を見るたび思うのですが、もう少し頑張ってほしかったな。
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