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2015年10月04日23:16

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イエスとちょっとイエス

ニューズウィークに中国人風刺画家が記事を書いています。

普通選挙実現をめぐる香港行政長官選挙の制度改革法案が

香港議会で実に劇的に否決されました。

中国共産党がコントロールする建制派は、法定の投票者数達させず流会を画策しましたが、

33人が議場を離れ、一部に連絡を忘れ、議場に残った同派議員を加え、流会は回避。

共産党の陰謀は実現せず、その失敗ぶりは相当みっともなかった様子です。

正常な国家では、法案が通過しなければ失敗した方は内容を検討し直し、

再び社会を説得する準備をするものだけれど、共産党当局の態度は奇妙だった様子。

共産党系メディアはまさに怒り狂ったという形容がぴったり様子で、

みっともない言葉を使いながら反対派の「独断専行」を指弾。

彼らを「永遠の罪人」とののしり、反対派が香港の民主主義の発展を阻害した全責任を負う、

とまで非難しました。

この手の文化大革命方式の激しい言葉の背後にあるロジックは荒唐無稽。

もともと共産党が言う民主主義とは賛成しかできず反対できない。

そして中央政府に完全に服従する「民主主義」。

反対派の議員は民主主義を阻害する敵にされてしまいました。

記事の執筆者は、言います。


これは、ここ数年、共産党系のネットメディアが行ってきた

ニセの世論調査と重なります。

西側国家の世論調査の方法を学びたいが、自信もない。

多くの調査が「反対」の選択肢を設置したため、

結果は往々にして彼らの望むものにならないので、すぐに閉鎖を余儀なくされます。

そして、彼らの世論調査の選択肢は「非常に賛成」「とても賛成」「賛成」だけ、

反対する権利が剥奪されたと言うかなり笑えるものになってしまった様です。

彼が漫画に描いた賛成しかできない3つの投票箱は、日本で見かける分別ゴミ箱にそっくり。

賛成しかできず、反対できない「民主主義」はゴミと同じだ――私はそう思う。

と記事は結びます。

香港も災難な話です。租借地として99年間、別世界として暮らし、

本来の親国家は三度姿を変えた挙げ句この様です。

多分、ですが、香港の人々は、

イギリスの統治を受けても漢人である事のプライドとかがあったと思います。
 
時が過ぎ、帰ってきたはずの中華はこの体たらく。

失望だったと思います。

当然でしょうね、

新しい統治者が突然前近代的な政治と、悲惨なほどに低い民度で乗り込んで来た訳です。

この賛成のみの投票箱は分別ゴミ箱と似てはいるものの、

中では全部繋がる役立たずです。

この点も作者は言いたかったのだと思います。


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